炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

これは名作だ!映画「インサイド・ヘッド」を観てきた!

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いよいよ明日はスプラトゥーンの2.0アップデータですね!
新武器もきますし楽しみなんじゃー!
せっかくだしリアフレとタッグマッチしたいなー
しかしほんとこういう時暇だと助かります
やはりサークルはいらないぼっちがナンバー1

さて
もうなんか恒例になっていますが
ゲームレビューを挙げるといったな
あれは嘘だ

まあ今回はこっちの記事優先しただけなんで
決してレビューが完成していないとかそんなん)ry

はい、いまさらですが昨日映画「インサイド・ヘッド」を観てきました
あ、もちろん映画はひとりで観に行ってます
一人映画って友達にすら理解してもらえないんですが
普通ですよね?
他人と映画見に行くメリットってなくないですか?

とまあそんな話はおいておいて
これは先月7月18日から公開されていたディズニーの映画なんですが
時間がなくて行けてなかったんですよね
ようやく見てこれました
以下感想を
※以下ネタバレ注意



















個人的に最近のディズニーはベイマックスといい
良い作品を出すイメージだったんですが
今作もその例に漏れず非常に面白かったです!
良い点と悪い点に分けて評価してみましょう!


良かった点

・興味を惹かれる素晴らしい設定

まず本作
何が素晴らしいかって設定が素晴らしい!
少女とその心の中にいる5人の感情についてのストーリーなのですが
人の感情の擬人化を題材にした作品は
初めて、ということはないにしろ
ここまで分かりやすく描いている映画は大分少ないんじゃないかな?
子供がみても十分理解できる内容な上に
大人がみてもいろいろ理解しているからこそ改めてグッとくるという点でも
設定の勝利としか言い様がないんですよねw
監督は「身の娘の成長や感情の変化に戸惑う気持ちが本作を作るきっかけになった」
と述べていますが
ほんとによく思いついたなぁと

・個性豊かな五人の感情

今作にはヨロコビ、カナシミ、ビビリ、イカリ、ムカムカの
5人の感情が登場しますが
それぞれ個性豊かで設定に沿っていて良かったと思います

ストーリー展開的にも
それぞれにそれぞれの役割があって他の感情の真似はできない
というのが伝わってきてよかったですね
ヨロコビがカナシミの必要性に気づいていく過程とかも


・心の世界の冒険と日常の世界のリンクがうまい

基本的な映画の内容は
「トラブルで司令部から飛び出ててしまったヨロコビとカナシミが冒険して司令部に戻る」
という所轄ファンタジー物の冒険編と
その2つの感情を失いトラブル続きのライリーの日常編に分かれています

何がうまいかと思ったかというと
2つの内容は全く違いタイプの映像でありながら
それぞれが上手くリンクしているため見ていて飽きないんですよ!
ライリーの日常で起こった悲しみやトラブルが
心の中の世界を徐々に崩壊させていくという点や
記憶の世界の管理、そして忘れられていく記憶
に関してもそれぞれ人間の心の機能を分かりやすく映像化して見せているため
理解もしやすいです
心の中の世界も広々していて単純にワクワクするのと同時に
どういう心の背景とともにこれが出来たのかみたいなことも想像できるのもいいですね

そして最初から最後までを通してのテーマが
あくまで少女の反抗期
これを乗り越えて大人になるというそこまで大きくないテーマなのがまた良いのですよね
大冒険のはずなのにまさにこの誰にでもある
「あなたのストーリー」というフレーズがグッとくるんですよ


・きちんと伝わってくる製作陣のメッセージ

個人的に一番気に入ったのがここ
今作全体的にいろんなことを経験してきた大人だからこそ理解できる
そんなメッセージ性が散りばめられている作品なのですよ
子供向けっぽい雰囲気なんですけどね

例えばカナシミの意味
人生喜べることだけじゃないけど
悲しむことによってそれを乗り越えることができる
実によい共感できるテーマでした

そして僕泣いてしまったシーンがあったんですが
ビンボンの最期のシーン
あそこはほんと改めて考えると味があるシーンなんですよね
思い出を消して感情を取り戻す
人間はこうやって成長するのかなと
映像面だけでなくこういう意味合いで捉えると
別のメッセージ性が浮き出てくるのはほんとに素晴らしいと思いました


悪かった点

・最後がちょっとあっさり目

ほぼ悪かった点はないんですが1つだけ
最後のシーン
もう少しだけ補足が欲しかったですね
ライリーの友達との和解したシーンとか

でもまあ今作
あくまで反抗期を通しての子供の成長がテーマのようなものなので
こういうシンブルの終わり方はとてもいいと思うんですよ
作風ともベストマッチしていて
でもまあもう少しだけ補足があっても良かったかなーと

こんな所ですかね
今更観に行くのもどうかなーと思っていたんですが
ほんとに観に行ってよかったです
ここまで考えさせられた作品も久しぶりですよ
これは個人的に観てきた映画の中でもかなり上位に入る出来でした