炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

個人的な2017年ゲームBGM10選

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なんだかまた虫歯が出来てしまったようで微妙に歯茎の辺りがピリピリしていて辛い…。
この時期は歯医者もやってないし、しばらくいけないのも辛いですし困ったものですよ。
うーん、年末なのに締まらないなぁ…。

さて、今年最後の記事は年末恒例のBGM紹介記事。
が、今年はランキング形式を取りやめる事にしました。
正直見返していてもだいぶグダグダに作っていたし、代わりに10選という形で
良かったなと感じた曲と作品を発売された順に、10つ紹介していきたいと思います。
ネタバレ要素は出来るだけ避けるようにしていますが、まあ含んではいるので一応ご注意を。

・振武 -飛燕-

ブルーリフレクションのとあるボス戦で流れる曲。
曲名の元ネタは振武隊でしょうか?

正直本編のボス戦ではどいつだったかなー、と悩んでしまうくらいくらい
印象薄いんですが、切り替わった後に流れたのだけは鮮明に覚えていて
サビの部分で圧倒されてしまったんですよね。
プレイ動画で見直したら、イェソド2戦目の3形態戦でした。
神武シリーズは落ち着いた隼→疾走感のある屠龍ときて
壮大な飛燕がくるので順番に聞くとより響きます。

このゲーム、原種戦の曲がそれぞれ3曲も用意されていて
しかもモチーフも含んでいるとか超豪華仕様になっているんですよ。
作曲家一人にしてはヤバそうな仕事量で怖いですが、その分
音楽にはかなり力が入っていて全体的に曲のクオリティは高めでした。

今作で他に良かった曲は
「振武 -隼-」「OVERDOSE」「TIGAR -Michael-」「Sayonara -天之御中主-」あたり。
全体的に浅野氏の曲の集大成と言わんばかりの力作で、凄かった・
それだけにゲーム部分の出来が微妙なのが悔やまれますよ…。

・神よ、その黄昏よ

ファイアーエムブレム Echoesのラストステージで流れる曲。
FEのラストステージ曲は実質ラスボス戦みたいな物なのでこれが最終戦ですね。

この曲は元のファミコンの曲を忠実にアレンジしつつも
今のゲームの形に見事に合わせているのが凄いと思いました。
コーラスによって迫力が全体的に増しているのもそうなんですけど
あの時代特有の同じメロディを繰り返す、というのを最大限生かした作りになっているというか。
そのパートが抜けた後のサビの部分の解放感が凄くて、
本編の内容自体が熱いのもそうですがプレイしていて感動してましたよ。

今作で他に良かった曲は
「在りし日の唄」「往く地の果てには」「亡国の王者」「王の子は煉獄に踊る」あたり。
全体的にコーラスを使った曲が多かったですね。
今作のサウンドディレクターの金崎氏、
昨年の「ペーパーマリオ カラースプラッシュ」でも凄いセンスだなと思ったけれど今作も凄かった。
来年発売されるであろうFE本編の曲も楽しみです。

・黒き機神

アライアンス・アライブのラスボス第二形態戦で流れる曲。
第一形態戦のややポップな雰囲気とは打って変わった非常に壮大な曲調が特徴の一曲。
これもメインテーマのアレンジ曲です。今年はこのパターンが多かったですね。

この曲はそこまで激しい曲調ではないんだけど、メロディに熱さを感じるのが凄いと思うんですよ。
壮大で優雅な雰囲気なのに熱くこころを揺さぶってくる何かがあるというか。
公式で情緒的なラスボス戦と言っていたのも納得です。
展開自体も、自らによる統治に拘るラスボスに対して
種族の垣根を超えた主人公たちが絆でそれを否定するという熱い流れで印象的でした。

前作の聖杯戦はとにかく、単純な強さで圧倒してくるタイプのラスボスで
熱さ的な要素は薄かったんですけど今作は凄い熱い最終戦でした。
まあ、肝心の強さをどこかにおいて来てしまったようで
ラスダンで歩いている雑魚の方が遥かに強いという謎の雑魚っぷりでしたが。

今作で他に良かった曲は
「分断された世界」「動乱」「出航」「攻城戦」「白峯城」「雨の世界」
「イグニッション」「予感」「水魔の巣窟」辺り。
特に「分断された世界」は某ボスとの3戦で使われるんですが
二戦目の演出が非常に秀逸で印象的です。
今作は曲とイベントシーンの合わせ方もうまかった。

・フルスロットルテンタクル

スプラトゥーン2のフェスで流れる曲。
今作の曲は好きな曲いくつかあるんですけど、まあこれかなと。

前作のフェス曲に比べてアッパーな曲調が特徴的ですよね。
プレイしていて純粋にテンションの上がる曲で
一番最初の体験フェスをプレイした時からいいじゃん!って思いました。
まあ肝心のフェスは内容がマンネリ化している感凄いんですけどね。
最近、フェスのモチベが全く上がらなくなってしまったので
何かしらのスパイスが欲しいです。

今作で他に良かった曲は
「Inkoming」「Endolphin Surge」「ボムラッシュの夜」「ウルトラ・カラーパルス」
「荒波ロデオ 」「可憐なタクティクス」辺り。
よく曲は1の方がよかったと言われていますが個人的に曲は2の方が好きです。
1に比べて耳に残るんですよね。個人の好みでしょうけど。

・相棒 ~The game is afoot!~


大逆転裁判2」の最後の共同推理シーン他イベントで使用される曲。
PVでもイントロ無し版が流れていて、その時から気になっていました。

これはやっぱり流れるシーンがとても良かった!
共同推理は2作通してもやっぱりギャグ的なイメージが強いんですけど
このシーンだけは本気のホームズと相棒による非常にかっこいい推理が見られるんですよ。
本編でも中々重要なシーンなだけに印象的でした。

今作で他に良かった曲は
「弁護少女の序曲」「成歩堂龍太郎 ~異議あり!」
イーノック・ドレッバー ~科学と魔術の輪舞」「ドクター・シス ~孤高の監察医」
「追求への前奏曲」「大追求 ~成歩堂龍ノ介の覺悟」辺り。
前作に引き続き、時代性を感じられる質の高い音楽ばかりで耳に残ったなぁ。
特に追求への前奏曲からの追求~大逆転の時の流れは最高で、
前作以上にあの追求が印象的でした。

・The end of myth


「ロストスフィア」のラスボス第二形態戦で流れる曲。
ラスボスは第二形態まで連戦なので、実質的に最終戦で流れる曲ですね。

前作のラスボス戦BGMとは打って変わった非常に熱い曲で、
メインテーマを全編にわたってアレンジしているのが印象的な一曲。
ラスボス戦の展開自体も、今作のストーリーの中では悪くなく中々盛り上がります。

ラスボスが「全能の力を経た私が~」「お前が弱いのではない、私が強いのだ」みたいな
小物セリフばっか言っているのでちょっと笑ってしまいましたけどねw。
その割には難易度の高い一戦で、状態異常対策が出来ないと瞬殺されてしまう感じでした。

今作で他に良かった曲は
「Memory to be spun」「Hope journey」「The twilight of sphear」あたり。
ピアノ統一だった前作に比べるとメロディを押し出してくる曲が多くて
僕は今作の音楽の方が好みでした。

・Jump Up, Super Star!

スーパーマリオオデッセイのイベントシーンで流れる曲。
これは発売前から話題になっていましたねー。

とにかく今までにないマリオのボーカル曲ですよ。オシャレです。
単に曲も素晴らしいんですけど、流れる場面の演出が色々とズル過ぎるというか、
今作、全体的にセンスが良いんですけど最高峰に炸裂しているシーンだなと思いました。
ネタバレになってしまうから詳しくは言いたくないし、ぜひ実際にプレイして確かめて欲しい。

今作で他に良かった曲は
「ダイナフォー」「ハニークレーター 脱出」あたり。
そこまで印象に残った曲が多かったわけではないけれど、この三曲がとにかく強烈で
特にボーカル曲二曲はマリオの新しい形を感じました。
実は3Dワールドも演出は中々秀逸な所があったんだけど、そこを更に進化させていましたね。

・戦闘!ウルトラネクロズマ


ポケットモンスター・ウルトラサンムーン」のウルトラネクロズマ戦が流れる曲。
今作のキーとなる重要な戦闘場面ですね。

全体的にオルガンメインの重厚な曲なんですが、サビがとても熱い!
メロディ自体は同じフレーズを繰り返しているだけなのに
ここまで熱い曲に出来るとは恐れいりました。

そして何よりもネクロズマの本気で殺しに来る超難易度設定によって
ループして聞くことになるため印象的なんですよ!
瞬殺してしまうのが普通だったBW2のキュレムに対して
今作のこいつは普通に進めているだけだと6タテしてくるという
とんでもないパワーを持っているので初見では度肝を抜かれました。

強さ、曲調ともにサンムーンには無かった良さがある一曲で
個人的には第7世代では一番お気に入りの曲ですね。

今作で他に良かった曲は
「決戦!ハウ」「戦闘!レインボーロケット団」「戦闘!ウルトラ調査隊」あたり。
今作からの追加曲はそこまで多くはないですが
全体的にクオリティは高かったと思います。

・CounterAttack

ゼノブレイド2のイベントシーンで流れる曲
ゼノブレイド2は曲のクオリティが全体的に高すぎて正直この作品だけで
10曲簡単に選べるくらいなので凄い悩みましたがとりあえずこれをチョイス。

前作の「敵との対峙」を強く意識している曲で、
発売前からどんなシーンで流れるのか注目していましたがまあやはり敵との対峙枠というか、
タイトルの通り反撃のシーンで流れる場面が多かったです。

4話と5話、後8話の使い方はいまいちでしたが、その他の話での使い方は抜群で
熱いイベントシーンを存分に盛り上げてくれました。
ただ、この曲はどちらかというと敵との対峙に比べて本格的な反撃シーンに流れる印象で、
対峙して会話するシーンは「Drifting Souls」や他のイベント曲に譲っていた感じでした。
その分、流れた時はキターって感じで安心感と高揚感を同時に覚えたので
敵との対峙とはまた違った良さがあったと思いましたね。
特に3話と7話の使い方は本当に完璧なタイミングで曲が入るので思わず叫びそうになったしまったくらいです。

今作で他に特に良かった曲は
「グーラ領」「スペルビア帝国~赤土を駆け抜けて~」「インヴィディア列王国」「ルクスリア王国」
「戦闘!!」「廃工場」「後半通常戦闘曲(仮)」Drifting Souls」あたりかな。
全体的に前作を意識した曲が多かった中で「スペルビア帝国~赤土を駆け抜けて~」は
今作特有の雰囲気を持っているので印象的。多分某ランキングでも人気が出るんじゃないかな。

・Beyond the fate

最後に現在プレイ中のリディー&スールのアトリエからも一曲。
本来、クリアするまで一曲決めるようなことはしないんですけど、今作は
多分これが一番だろうなという曲が現時点であるので、これを紹介。

6章ファルギオス2戦目の曲ですね。
アトリエにしては珍しい、非常に熱い戦いのボーカル曲。
ガチで災害級の能力で破壊しに来る相手としてはソフィーのルアード戦以来ですね。
相変わらず世界を救わないと言ってるのにこういうのが出てくるの面白いよねって。
フィリスにはいなかったけれど。

一戦目での圧倒的に強さ、かっこいい演出など、
それまでのボスに比べても圧倒的に力の入れようで、設定に違わないのも良かったんじゃないかと。
話の流れ的に一番の盛り上がりは多分ここなので、とりあえずこれを挙げました。

今の所他で良いと思ったのは「向日葵 ~その2~」くらい。
中盤に入ってやっと耳に残る曲が出てきました。
後は終盤にもう少しいい曲があると良いかな。

と、以上10選でした。
今年も全体的にはクオリティの高い物が多かったんですけど、
その一方で期待していたタイトルの音楽がいまいちだったりする事もあったのが少し残念。
クオリティの高いゲーム音楽がどんどん増えているので、
あまり進化のない音楽は微妙に感じてしまいますねぇ。

そんな中ガストや任天堂のゲームの音楽のクオリティは非常に高い印象で
個人的にこれがアトリエシリーズを毎作買っている要因の一つだったりします。
アトリエシリーズゼノブレイド2なんかもそうなんだけど、
最近は音楽を強みだと認識してくれているのか積極的に情報を出してくれるのがうれしいですね。

さて、これが2017年最後の記事となります!
来年も一応更新を続けていく予定なのでよろしくお願いします。
ではよいお年を!