炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

アルデラミン10巻

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久々に唐突に更新がしたくなったのでこんな時間に更新します
今月はもともとネタが少なさそうですし更新数稼ぎにもいいかなと

さて、まあタイトル通りなんですが
先日発売された「天鏡のアルデラミン10巻」
僕は今日買ってささっと読みましたが
アニメに合わせての新刊はやっぱり定番なんでしょうかねー

アニメと言えばもう既に1話が始まっていますね
1話はぼちぼち、といった感じでしたが
少なくとも原作通りにやるならこれから面白くなるはずなので
見てる方いたら切らないであげてください
なんかあんま盛り上がってないし

で、新刊についての感想を少しまとめてみます
以下はネタバレなので未読者は注意



















アルデラミンという作品は1巻からここまで読めばわかると思うのですが7巻で一回
ガラッと作風が変わるんですよね
そこまでは安心感のある主人公と仲間たちの協力、
友情を本格的な戦闘描写の中で描いている作品だったのですが
7巻のまさかの展開以降はひたすら主人公サイドが陰鬱な雰囲気に晒される感じだったんですよ
まあ暗い雰囲気も別にそこまで嫌いではありませんが
9巻途中くらいでいい加減どうにかしてほしいなーとモヤモヤしてきた辺りで
ラストで主人公復活フラグがたったので今巻には割と期待していたんですよね

いや、やっぱり落とす展開もまああってもいいと思いますけど
そろそろ持ち上げる展開がないとカタルシスがなくて辛いんですよ
僕はやっぱり暗い雰囲気が続きすぎるのはあんまり好きじゃないんですよねー

そして今巻は中盤くらいで主人公が戦いに加わるのですが
そこかの展開はまさに読みたかった展開でとても良かった
終盤ではかつての仲間一同が一部を除いて再び集うという熱い展開
6巻以前の安心感を思い出しましたし
やっぱりこうでないとなーといった感じで読んでいてとても気持ちよかったです

と個人的には非常に面白かったのでアマゾンでも評価されているかなと覗いたら
どうも評価が著しくない
いつもなら見なかったことにして片付けるところですが
内容もまあわかる内容だったので少し触れてみます

今巻の内容は大きく2つに分けられると思うんですよ
1つが満を持しての主人公の復活
もう1つが内通者の存在の判明ですね
おそらく今巻に不満のある大半の人は後者なんじゃないかなと思います

今巻では8、9巻で暗躍していたスパイの正体がようやくバレるのですが
意外とあっさり許されてしまうので微妙にご都合主義感があるんですよね
多分ここが気になる人はいるんじゃないかなと読んでても少し思いました

でも、僕はこの展開で良かったと思います
僕はこの作品を一巻から読んでいてどういうイメージを持っているかというと
戦闘描写以上にやっぱり仲間との協力や友情といった印象が強いのですよ

戦闘そのものがしっかりしているのであまりいわれないことですが
この作品は最初っからご都合主義なんてバリバリなんですよ
でもご都合主義でいいじゃないですか
作風でそういう物であるならそれでいいと思います
そんなところは下手に現実らしい描写なんかにする必要はないんです
作風を貫けばいい

8、9巻と続いていて僕が思っていた作風とは別路線でいくのかなーと思っていましたが
今巻でやっぱり僕の抱いていたイメージは間違っていなかったなという事を再確認できました
そんなわけで僕は今巻とても楽しめました
これからこの作品がどうなっていくか、期待していきたいところです
ついでにアニメもね