炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

【コラム】いまいちに感じた2018年のSwitch展開

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クライスタが終わりません。

後半なのか終盤なのかわかりませんが

酷いレベルの使いまわしが始まって絶句しています。

同じステージを二度やらされて同じボスを二度倒させられているんですが…?

ストーリーが結構面白いだけにゲームの残念さが悔やまれます。

 

さて、そんなわけで感想記事が書けないので全く関係ない、記事を書こうと思います。

前々から書きたかった今年のニンテンドースイッチのタイトル供給に対する

不満というか、いまいちさに関して触れたいと思います。

完璧だった一年目からの…

これは個人的な意見なんですが、ニンテンドースイッチというハードの

一年目のタイトル展開は完璧だったと思います。

一人用タイトルとして、ブレワイ、マリオデ、ゼノブレイド2を展開し

一人でも遊べつつ皆でも遊べるスプラトゥーン2、マリカ8DX

更にUの移植を挟みつつ、ARМSやFE無双といったタイトルを展開していて、

毎月のようにワクワクしていました。

 

しかし、今年はどうだったでしょうか。

個人的には、全体的にとてもいまいちな一年だったと思っています。

でもタイトルが全然出ていないわけでは決してなかったんですよね。

じゃあ何がそう感じさせているのか、という事を少し考察してみようと思います。

タイトルのアンバランスさ

早速今年任天堂自社から発売されたSwitchタイトルを

ピックアップしてみようと思います。

 

1月 マリオ&ラビッツ キングダムバトル

2月 ベヨネッタ1&2(移植)

3月 星のカービィ スターアライズ

4月 Niintendo Labo 1&2

5月 ドンキーコングトロピカルフリーズ(移植)

6月 マリオテニスエース 寿司ストライカー(3DSマルチ)

   オクトエキスパンション(追加コンテンツ)

7月 進め!キノピオ隊長(移植)

8月 なし

9月 Niintendo Labo 3 黄金の国イーラ(追加コンテンツ)

10月 スーパーマリオパーティー

11月 ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ/イーブイ

12月 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

 

こう並べてみると結構分かりやすいですね。

まず今年残念だった所はビックタイトルが不足していた事です。

この中でビックタイトルと呼べるのは

カービィ、マリパ、ポケモン、スマブラくらいでしょう。

昨年に出し尽くした、という感は否めず

全体的に繋ぎの年になってしまっている印象です。

まあ、でもこれは多少はしょうがない所でしょう。

実際、何年も連続で豪華ラインナップを自社で提供するのは不可能です。

 

ただ、今年のラインナップにはもう一つ問題があると思っているんですよね。

それは、タイトルの偏りです。

今年の任天堂から発売された自社タイトルは大半が

マルチプレイ、もしくはライト層向けのゲームで

ゲーマー向けのタイトルが少なすぎる

 

前半期はカービィ以外明らかに繋ぎだったので仕方ないにしても、

下半期のビックタイトルをマルチプレイ前提のマリオパーティー、

本来ゲーマー向けの筈が、

ライト層に舵を切ったような外伝タイトルのポケモン、

そして一人用ゲームとも言い難いスマブラと、並びが明らかに偏ってしまっています。

本来、ここの枠には一つくらいゲーマー向けのゲームを発売するべきでした。

追加コンテンツのイーラだけでは弱すぎる。

弱いサードタイトル

開発の遅れ、調整のミスなどでこうなってしまったという部分がありますが、

結局自社タイトルで全方位上手く抑えるというのは無理だったのでしょう。

じゃあ本来ならば、個々の枠はサードタイトルに任せるべきだったのですが、

そこもうまくいっていなかった印象です。

 

今年のSwitchサードタイトルで話題になったのはせいぜい

オクトパストラベラーと太鼓の達人程度。

他はほとんどがマルチタイトルか移植タイトルでした。

各社一ハードに対する独占タイトルをほとんど発売しなくなったし、

高性能ゲームマルチからは外されるのでここら辺厳しいですよね。

 

頼みのレベルファイブは安定の延期芸を繰り返すし…。

バランスの良いタイトル調整をして欲しい

結局の所、Switchって任天堂のゲームにかかってるなという事を

強く感じた一年でした。

というか僕のゲームモチベがそこにかかっているんですよね。

今年は期待作が少なさ過ぎて、過去5年の中でもダントツな停滞期に感じました。

追加コンテンツ自体は良かったんですが、やっぱりタイトルに比べると弱いかな。

 

今年はもう仕方ないとして、来年以降は

また一年目のようなバラエティ豊かな展開に期待したいです。

既に、デモンxマキナ、ルイージマンション3、ヨッシークラフトワールド、

どうぶつの森、FE、ポケモンナンバリングと

ある程度一年目の再来になりそうなラインナップになっていますしね。

またワクワクさせて欲しい所です。