どうも、ば~んです。
今回は「ペルソナ3 リロード」の追加コンテンツ、エピソードアイギスの感想記事です。
プレイ時間は28時間ほど。難易度ノーマルで裏コンテンツは時間がなかったので放置、クエストは結構やったはず。刈り取る者も倒しはしたので、7割くらいは遊んだかなと。
DLCコンテンツとしては割とボリュームあるほうだとは思いますが、物量だけを増やしている感じなので、そこまでの好印象はないかな。ただし、やりこみ要素がしっかり用意されているようなので、そこらへんはアトラスらしくて良いのかも。
- ほぼ本編と同じゲーム性なので、システムに関しては語ることなし
- 本編後、残された側の視点で語られることによって補完される結末
- 細かい会話シーンの作りこみが丁寧
- 聞きごたえのある追加曲
- 気になったこと
- まとめ
ほぼ本編と同じゲーム性なので、システムに関しては語ることなし
本作はペルソナ3Rの追加ダウンロードコンテンツです。
なのでシステム面は、本編と同じなので語る所は特にないですね。進行は本編からイベントをマイナスして、ひたすらひたすらタルタロス式のダンジョンを潜っていくのみ。たまにイベントがあるくらいですが、8割ダンジョン探索です。
これは元のゲームを再現した結果なので、まあ仕方ない所もあるとは思いますが、だいぶ単調でした。所々便利になっている所もあると思うんですが、却ってより作業的になってしまっている部分もあるので、遊んでいて眠い所は多かったです。そこらへんは気になる点で後述しようかなと。
本編後、残された側の視点で語られることによって補完される結末
一方ストーリーに関してなんですが、ぼくは割と良かったかなと思ってます。賛否両論あるとは聞いていましたが、そこまで気になる点もなく楽しめました。
ぼくは、本作の話ってペルソナ3の話の内容としては絶対に必要だと感じていて。特に太陽コミュをメインに描かれていた、人は死んでも誰かの中で存在し続ける、というテーマを一番大事な所で保管してくれてると思うんですよ。
確かに、本編の結末はある意味綺麗に終わっているとは思うけれど、それはあくまで主人公視点だけでの話なので。じゃあ一緒に時を過ごした他のメンバーはどうやって前に進むのか、ってところをきちんと描いたのは作品として意味があると感じました。
終盤の仲間キャラクターの一部描写も賛否あるところだと思いますが、個人的にはなぜ彼らがそういう行動をとるのか?ってところも本編後だからこそなんじゃないかなって思えたので、納得しつつ楽しめました。
総じて、本編の最後のシーンの意味合い的な補完や、仲間たちが前を向く物語として、満足度は高かったです。
細かい会話シーンの作りこみが丁寧
これはリロード本編と同じですが、イベントシーンだけではなく、探索パートの会話演出も結構凝っていて。ストーリーの進行具合、キャラクター別によって、かなり多彩なパターンが用意されているので、見ごたえがあります。
特にこちらのエピソードでの専用キャラクターのメティスは、会話シーン自体がさほど多くないのもあって、キャラクター間での会話シーンが見れるのは中々レアに感じました。
まあ、戦闘開始前とかにイベント始まって見れなくなることも多いんだけど...。
聞きごたえのある追加曲
サウンド面も本編と同じく良かったかなと。新規の通常戦闘曲「Don't」は、どことなく女性主人公らしい通常戦闘曲な雰囲気と、憂いを感じさせるフレーズが作風にも良く合っていたなと感じました。
後は、Hertful Cryのアレンジも良かったですね。この曲と流れるシーンがこのエピソードの最大のポイントの一つだと思うので、楽しみにしてたんですが、演出も曲アレンジもとても良かったなと感じました。この曲だけでエピソードアイギスを表現できると思うくらい、作品にぴったりの曲。
ただ、割と戦闘難度も高かった気がしていて、何回も負けて繰り返し聞くことになってしまったので、微妙にトラウマだったりもします笑。
ハイパーカウンタ強すぎるだろ...。
気になったこと
全体的に単調なゲーム進行
前述しましたが、本作で一番気になったのは、やはりゲーム進行がかなり単調な所です。
本編からコミュニティイベントを引いて、ひたすらダンジョンを進めていく所だけを進行に取り入れているので、とにかくメリハリがありません。合間のイベントもあまり内容が濃いわけではなく、情報量とダンジョンの長さが見合ってないので眠くなります。
本作からの追加なのかは不明ですが、モナドの出現パターンが固定式だったり、ダンジョンの景観がタルタロスと大差なく、見飽きてくるのも作業的なゲーム性を加速させていて、あまり良いとは感じませんでした。
ここら辺は、オリジナル版を再現した結果だとも思うので、ある程度仕方ない所はあると思うんですが、それでも今の時代にこの内容は少々淡白すぎる印象なので、全部作り変えるのは無理としても、もう少し変化を入れてみたほうが良かったのかなと。
まあ、本作のダンジョンごとのイベントの仲間個人に焦点を当てた形は、4とか5に引き継がれた感じがして、そこら辺の歴史を伺えるのは面白くはありますけどね。
まとめ
以上、感想でした。うーん、システムが代り映えしなさ過ぎて、記事の内容が薄い!ストーリーの感想記事にしたほうが良かったかもしれません。
単調なのは気になったものの、ストーリーは個人的にはそれなりに満足できたので、遊んで良かったとは思います。賛否ある作品って言われてますけど、ちゃんとストーリーが繋がるように3Rから導線は引かれているようにも思えます。
3Rを遊んで、仲間キャラクターに愛着が持てた人は遊んでいいはず!