炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生 を見てきた!

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いろいろ記事にしたいことがあるのですか
めんどくさくなって記事にしない怠け者
ほんとついつい怠けてしまうなぁ

さて
でまあ昨日
「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」を公開日初日に見てきたので
いつも通り感想を書いていこうと思います



以下ネタバレ注意

いつもの
























まあおおよそ期待通りという感じで割と面白かったです
正確には期待値よりやや上だったかな?という印象
全体的に新ドラリメイクでは寺本さんの作品以外の中では一番面白かったかな
頑張ってくれたと思います、昨年のイメージは払拭できた

僕は日本誕生は原作を読んでおらず
旧ドラ劇場版しか見ていませんが
まあ旧からおおまかな流れは変わってないものの
節々が変わっているおかげで全体的にかなりスッキリした作品になっていましたね

まあ今回は普通に面白かったので
レビュー形式ではなく感想を書いていきます

まずよかった改変が
本編後半のタイムパトロールの役割でしょうか
旧ドラはマンモスでののび太への救助
最後はギガゾンビを捕まえてしまうなど
活躍はしたものの少々メインの役取りをしてしまっている印象がありました
リメイク版の今作では
ペガ、グリ、ドラコがのび太を助け
ラストのギガゾンビとの戦いもククルをいれた6人で戦うという感じで
いい感じに今作のゲストキャラも活用できていたと思います
特に最後の戦いのシーンは旧では全体的に活躍の場面が薄かった
ククルが跳躍力を見せて活躍したり
ジャイアンスネ夫がかっこよかったり
後23世紀の技術でも石器時代の石槍は折れないというシーン
歴史改変の脆さ&歴史の偉大さというのを表していて
本編のテーマにも関わっており
説得力のあるシーンでとても良かったです

タイムパタロールが登場したのはほんとに最後の最後で
それもドラミが連絡したから来たということで
いいところをもっていってしまうという事がなかったのは良かったですね

余談ですがタイムパトロールが全員女性だったのは何か意味があったのでしょうか‥?
しかも声優の中に久川綾さんが入っていたし
大体今までのタイムパトロールは男性だったので割と印象的なシーンでした

またギガゾンビが時空乱入に直接干渉していたというのも良かったですね
旧ドラ版では時空乱流はほんと物語の仕掛けでしかなかったので
それが敵キャラが実際に作り出していたという設定は
さすが23世紀からきた犯罪者という感じで
ギガゾンビの大物感を出すのにも貢献していたと思います

旧では本当に最後あっさり捕まってしまうギガゾンビだったのですが
今作では最後は空間そのものを破壊しようとしたり
前作ではあまり感じられなかった敵キャラとしての大物感が出ていてよかった
芳忠さんの演技もいい味出していましたね

と改変で良かったのはこのあたりでしょうか
とにかくラスト付近が旧に比べて大幅に良くなっていたのが好印象です
ここら辺は原作のままだったりするのか
それとも監督が考えたのかな?
監督が自分で考えて作ったシナリオならいい仕事してますねー
これならあの監督がこれからも新ドラの脚本書いていけばいいと思います
八鍬新之介氏の今後に期待
これならオリジナル作品も任せられるんじゃないでしょうか

後今作はなんだかテーマが多いですね
親子愛、動物愛、友情といろいろなテーマが含まれており
それぞれうまくはまっていてよかったです
ククルとの友情も笛を通して語られるエピソードのおかげで深まっていますし
そのおかげで3匹との再開や別れはより感動的なシーンになる
そして所々に感じられる親、そして子供の関係性
親子愛の重要さも感じられると
ほんとうまくはまっているなぁと
本編最後のシーンはとても心温まるシーンでよかったですね
あの改変も良かった

唯一ちょっとがっかりだったのがツチダマでしょうか
旧終盤の大群は不気味さ満載で好きだったのですが
今作の終盤はオリジナルの石像がボスとして出てきてしまい
ツチダマはその前に瞬殺されてしまうのでちょっとイメージが薄いのが残念
でもまあ1戦目の演出は旧より大幅にパワーアップしており
強キャラ感あったんですが
まあ石像戦はあれはあれでドンブラコの伏線回収として秀面でしたけど

後時空乱流についてドラえもんが語るシーンは旧のが好きでした
あそこはリメイク版だと少しあっさりしていて物足りなかった
あの実例を出しての演出は好きだったのですが
まあでも終盤に尺を増やしたし足りなかったのかもしれませんが

と新独特の点についてはこんなところでしょうか
後は基本的には旧作と同じ
ワクワクするあの世界観が現代の技術で再現されているので
とても綺麗でワクワクする古代の世界も素晴らしい
また今作はとても作画が綺麗で
異常にヌルヌルしてるシーンまであって頑張っているなぁと
ドラえもんとギガゾンビの1戦目戦のシーンも
妙にカメラワークに力が入っていましたね
音響含めた演出も素晴らしく
主題歌のインスト版もかなり印象に残りました

総じて新キャラを出さずに旧を掘り下げていくという
「八鍬新之介」監督のスタンスはそのままでしたが
改変のおかげでかなりスッキリした脚本になっていました
これは監督の映画についての思い入れが感じられかなり好印象です
よくよく考えてみると大魔境の時点でそこそこ追加されている
補正的なイベントシーンありましたし
中々良いスタンスかもしれませんね
今後のリメイク作品にも期待できそうだ

秘密道具博物館≧鉄人兵団≧新魔界大冒険≧新日本誕生 New!>>大魔境>>奇跡の島=緑の巨人伝=恐竜≧宇宙開拓史>>>>人魚大海戦=宇宙英雄記 

とまあこんな感じですかね
そこまで大きなオリジナル要素がない分
個人的にはやはり寺本氏の3作品には劣りますが
でも負けず劣らずの作品だったと思います
こちらの作品がベストという評価の人もいそう
ついったー見た感じでも大好評でしたし
これが35周年作品だったらどんなに良かったことか(遠い目)
人魚大海戦の後の新鉄人兵団
宇宙英雄記の後のこれと
リメイク作品はゴミオリジナル新作のイメージ払拭に頑張ってくれてますね
オリジナル作品はほんとふがいない
少しは秘密道具博物館の爪の垢を煎じて飲めばいいんじゃないかな


来年は氷の下の王国のような予告映像
記憶にないのでおそらくオリジナル作品でしょうね
うーん、オリジナルか…
昨年の監督だけは絶対に起用してほしくないのですが
さて誰になるのか…
不安7割期待割程度で見守っていこうと思います