炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

アライアンス・アライブ クリア

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今月はあと一回、何の記事で更新するか悩んでいたんですけど、

ちょうど先ほど「アライアンス・アライブ」をクリアして、

とてもとてもクリア感想が書きたかったのでそれにします。

今日届いたゲームとかの話はまた次の記事で。

 

多分後々レビューはすると思うので、

いつも通りレビューでは語れないストーリーのネタバレや。

分かりやすい感想をまとめていきたいと思います。

※以下ネタバレ注意

 


いやー面白かった!

前回の記事でも面白い面白い言ってましたが、

最後まで素晴らしかったですよ!このゲーム。

途中あまりにも面白すぎてどんどん終盤への期待値が上がってしまったため、

ラスボスが弱かったのがちょっと拍子抜けでしたがそれくらい面白かったです

 

前回の記事でも言いましたがストーリーは最後まで良かった!

壮大なテーマをきちんと最後までにまとめているし、

考察の余地が残るように若干だけ語らないような部分も残されていますし、

正しく「理解のRPG」といったシナリオになっていて大満足。

この手の「~の作品の脚本家を呼びました!」みたいな宣伝は、

失敗するケースも多く見るんですけど、

今作のシナリオはほんとに完成度高いと思いますよ。

どういうシナリオがユーザーに受けるか、

というのをきちんと理解して作られたRPGだと思います。

個人的には序盤のオムニバス形式を抜けて仲間合流したあたりから

面白すぎて止まらなくなってしまいました。

白嶺城のイベントとかもう最高ですよね!

徐々に黒幕サイドが登場してくるのもすごいワクワクしてよいし、

「分かってるなー」と節々で感じましたよ。

後キャラクターもすごい良かった。

発売前のインタビューでは「あまりキャラクターに力を入れていない」とか、

見た覚えがありますがいざクリアしてみると、

愛着の沸いたパーティーキャラクターばかりでした。

ほんと全員いいと思います、いらないキャラクターいないし

各キャラクターに見せ場が完璧にある、とは言いませんが、

ストーリーやサブイベントを通じたキャラクター描写は

かなり丁寧に作られていて好印象でした。

後地味に凄いと思ったのが加入自由なキャラクターが三人ほどいるんですけど、

そのキャラクターたちにもしっかりストーリー内で、

セリフが用意されているんですよね。それも結構な頻度でしゃべるので

「こんなところまでちゃんと用意しているんだなぁ」

と感心してしまいましたよ。

こういうのもCVがないからこそできるのかなぁとも思いました。

敵キャラクターも全体的に印象に残るキャラクターばかりで、

それだけにもう少し数がいたらなお良かったですね。

いまいちラスボスの配下が足りていない気がしました。

人望ないし妥当だと思いますが。


自らの秩序に徹底して拘り主人公たちの前に立ちふさがるグロッサはまさしく、

宿命の相手という感じですし、

小物クズ感が強く出ているパダやルージェもなんだかんだで印象的。

ラスボスのクワルサは、

序盤は得体のしれない何か、という感じの印象を受けましたが

終盤のセリフなどを踏まえると、実は個でありつつも仲間と共に行動する、

主人公たちの事を恐れていたのかなという印象も受けました。

全体における個を恐れての秩序の破壊、となんだか哲学的なラスボスでした

「黒き機神」というネーミングは中々好き。

もう少し強ければより威厳もあったのでしょうが、

いまいちゲーム的な強さが足りなかった印象です。

前作の聖杯ほど強くしろとは言いませんが、

もうちょっと技の威力が高くても良かった気がします。

そこらへん歩いてる水魔の方が明らかに強いのはちょっとね…。

シナリオに関してはこんな感じ。

水魔の正体に関してはブルーのセリフや静止した時の空間

(魔界に同じ構図の部屋かありましたね)

のシャルロッテのセリフから判断すると、

まあおそらく魔族が水魔化してしまったという事は確実でしょうね。

ビビアンの家の本の情報では、

星海移住計画やカロムットの人間での異業化、

フォース・ギアの加工、情報の漏洩など気になる情報が色々あって、

考察が渋りそうではあるのですがまあここら辺は考察班に任せますか。

個人的に八卿会議という存在がクワルサの陰謀によって水魔になったという

可能性を考えているのですがどうなんでしょう。

名前だけで他の一人も出てこないし、それっぽい気もするんですが、

正直この伏線量だけでもう一作やれそうな気がしますね、過去編とか。


とシナリオに関してだけでも、

ここまで書けてしまうとてもとても素晴らしいゲームです。

他にも評価点は腐るほどあるので後日レビューで細かく述べます。