炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

オクトパストラベラー キャラクターストーリー&クリア後

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世界樹にワリオ、オクトパストラベラー、他オンラインゲームと大忙しです。

こんなゲームラッシュも来年以降は厳しいんだろうなぁと思うだけに、今年は楽しんでおきたいですねー。

オクトパストラベラー - Switch

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さて、今回は各キャラクターのストーリーをクリアしたオクトパストラベラーの感想を!


という事で各キャラクターのストーリーの感想と、クリア後の要素なんかも簡単に。

楽しいクリア後のやり込み

今作、各キャラクター4章を終わらせても、まだやる事が結構残っているんですがそれが中々に楽しい!


ストーリー中に出てきたキャラクターのサブイベント、上級職、未知のダンジョンなどレベル帯的に行けるところが一気に増えるのでとても楽しいです。

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特に上級職のボスがストーリーで出てきたボスと比較しても明らかに強いんですよね。

でも戦略を練れば何とかなったりするので、どんなパーティーを組むのか考えるのがとても楽しいです。


やっぱりRPGはこういう楽しみ方が出来てなんぼですな。

各ストーリー感想

では以下、ストーリー感想。当然ながらネタバレの嵐になるので未プレイの方はご注意!

ネタバレ(クリック)
オルベリク編

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まずはやっぱり体験版の主人公格でもあったオルベリクから。


彼の旅は自らが何をすべきか、剣を持つ意味とは何か、何が出来るのかという事を探す為の旅でしたね。


友の裏切りにあい、守るべき主も国も失った彼が旅を通じて、守るための剣という結論にたどりつくのは非常に王道的な流れでした。

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個人的に意外だったのは、エアハルトとの戦いは3章で終わってしまったこと。

再序盤での因縁の相手がラスボスとして出てくる流れは他のエピソードでも見られるだけに少し意外でした。

でもだからこそ4章は共闘の流れが見れたので良かったですが。

ちなみにエアハルトのエピソードは後述するプリムロゼの話と非常に似通っており、パーティートークでも、度々その事について触れるオルベリクの姿がみれます。


その為プリムロゼ編のストーリーの流れは何となく途中で見えてしまうという。

プリムロゼ編

f:id:bladbarn:20180805220418j:plainと、続いてプリムロゼ編。彼女のエピソードは最初から最後まで徹頭徹尾「復讐」がテーマでしたね。


ただ3章以降には意表を突くような展開もあり、何となく先が分かっていながらも楽しめました。

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やはり印象的なのはラスボス、シメオン。


他のラスボスと違って彼の場合、完全に勝ち逃げで全く倒したという実感がわきません。


彼のズルい所は初めからどう転んでも自分の勝ちという所ですよね。プリムロゼが絶望して生きるのを諦めても彼の勝ちだし、復讐をしにきても彼の勝ちという。ズルい。

精神攻撃からの二連戦、舞台出の戦いという展開は結構独特でお気に入りなんですけどね。

全体的に重く暗いエピソードでした。


パーティートークのおかげで、悲惨のキャラクターという印象は少しだけ薄れているからまだよかったですが。

サイラス編

f:id:bladbarn:20180805220335j:plainサイラス編は一章は明るめだったんですが、二章以降は殺人事件だったり幽閉だったり結構暗かったですね。


魔術、知識の裏側という感じから事件を追っていくような内容でしたが、本世界観の核心をついているような設定も数多く出てくるため、多分クリア後の裏ストーリーにも関わってくるんだと思いました。

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他人の恋愛には鋭いのに自分には疎い天然さとか、わざわざ他の街まで追ってくるテレーズ君とか色々見どころはありましたが、やはり一番のお気に入りのシーンは、4章のラスボスとの対話。


サイラスが学者である前に教師なのだという事を象徴しているシーンで、テレーズや王女から好かれるのも納得でした。

オフィーリア編

f:id:bladbarn:20180805222003j:plainオフィーリア編は2章までは非常に明るく、3章も前半部分は普通なのですが終盤、急展開が起きて一気にシリアスになるのが印象的。


というか、2章だけ独立してるし平和すぎますね。

最終章、ウィスパーミルは最初に行った時の不気味さが半端なかったです。

BGMも例の暗い曲だし、住民が誰もしゃべらないのも不気味さを加速させてますよね。

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しかし、そんな不気味さとは裏腹にラスボス戦は非常に熱い展開。


自分を受け入れてくれたリアナの為に必死にラスボスと問答をするシーンは今作屈指の熱いシーンだと思います。

最後、かつて自分がリアナにしてもらったことを、今度は自分がするというシーンも凄く良くて、完成度高いなと感じました。

テリオン編

f:id:bladbarn:20180805225829j:plainテリオン編は目的は最初から変わらず、ただその過程でかつての因縁の相手が登場するという流れでしたね。


パーティーチャットでも伺える、彼の人を信じる事への恐れが徐々に和らいでいくのは人は利用する物だと割り切っているラスボスといい対比だったと思います。


まあそもそも彼の場合、ぶっきらぼうだけどお人よしという部分が多々見え隠れしているのでそもそも人が良いんだと思いますが。

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個人的にいいと思ったのは、ラスボス戦で「真っ赤なリンゴ」が盗めるという事。


明確な意味が明らかにされているわけではないですが、色々考えさせられる部分で凄い良いと思いました。


最後、他の主人公だったら助けていそうな所なのに、彼は決別を選ぶあたりも実にテリオンらしい。

ハンイット編

f:id:bladbarn:20180805221617j:plainハンイットの物語は最初から最後までぶれることなく、師匠を助ける為でした。更に特徴的なのが4章までにほぼ悪人が登場しないこと。


どの人物もハンイットに協力してくれる善人ばかりで、逆に身構えてしまったほどです。


てっきりエリザ辺りが実は私が赤目を操っていたんだーとかしてくるのかと思ってました。ごめんなさい。

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また、ラスボスも序盤から名が出ていた「赤目」。見た目も獣というより完全に化け物だし、使ってくる技も強力な物ばかり。


4章ボスで唯一全滅してしまったんですよね。石化がチートすぎてそりゃ師匠も負けるわなって思いました。


まだ、設定については把握できてないんですが、こいつも本編の世界観に深く関わっている予感です。

アーフェン編

f:id:bladbarn:20180805220755j:plainアーフェンの旅はかつて自分を助けてくれた薬師に近づくために、薬師として世界を周る旅でした。


自分が上手く立ち回れた2章からの3章での挫折。そして4章で自らの答えにたどり着くという流れは綺麗でしたね。

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個人的には2~4章までどれも好きなんですけどやはり印象的なのは3章ボス「ミゲル」。


他の4章ボスに優るとも劣らずの完全な外道・悪人で、割とどうしようもない奴でした。

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まあただ4章ボスは屈指の被害者ボスなんですけどね!


いただけなのに材料の為に狩られる実質ラスボスのワシさん。


戦い前のイントロも速攻で終わるし別の意味で印象的ですよ。記憶の中で聞き出して薬の原料を思い出す展開は凄い好きなんですが。

トレサ編

f:id:bladbarn:20180805230325j:plainトレサ編は世界への興味から旅に出て、その中で自分の宝物を見つけるという非常に明るいストーリー。


友人にも恩人にも恵まれる彼女のストーリーは、パーティーキャラクターのストーリーの中でも、最も明るく他とは少し趣が異なるかもしれません。

しかし、熱い展開がないかと言えばそうでもなく2章のボスに対して啖呵を切るシーンなんかは結構好きだったり。


3、4章はボスがおまけみたいな感じだったので、あんまり印象は残ってないですが。

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でも自分だけの宝物は日記という事を見つけ、自分とにた境遇だった子にあげるという話はとても素敵だなって。


彼女のエピソードにはただただ応援したくなる、底抜けの明るさを感じました。主人公にして良かったです。

まとめ

と、こんな感じでした。全体的に多種多様なストーリーが楽しめて、個人的にストーリーには大満足でした。

 

4章しかない、と思わせるかもしれませんがいずれのストーリーも4章で綺麗に完結させています。 


ストーリー重視の作りではないと見せかけて、ストーリーにもかなり力の入った作品でしたね。 

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