炎に煌めくゲームレビュー

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【レビュー】真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY【感想】硬派だが、大ボリュームな内容で面白かった!

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ダラダラとしていたらこんな遅い時間になってしまった…。

一日休みだと平日よりも時間間隔が、むしろ遅れてしまう事がよくあって困っています。


さて、先々々週の木曜日からずーっとプレイしていた「真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY」。ようやくクリアする事が出来ましたよ。いやー長かった。


前々回の記事くらいで、終わりが見えてきたといった覚えがあるのですが、その後のラスボス、そして裏ボスがもうとんでもない強さで。パーティーのフル強化と徹底的なレベリング、金稼ぎで何とかクリアしました。

クリア時間は何と63時間ですよ。3DSでこのクラスのプレイ時間をクリアまでにたたき出したタイトルをかなり久しぶり。

ドラクエ7やブレイブリーデフォルトあたりまで遡らないとないと思いますね。

クリアしたのはニュートラルルートの追加エンディング。

レビューする機会がなさそうなので、簡単に全体の感想をまとめて紹介してみたいと思います。ネタバレ要素は少なくする予定ですが、多少あるかもしれませんので気になる方はご注意ください。

ちなみに当方、メガテンシリーズは4から入って4Fをプレイしてきました。


なので、4から入った人がSJをどう感じているのか?という点が気になる方には是非読んでいただきたいですね。

戦闘システム、スタンスについて

まず、戦闘システムについて。プレスターンなのはいつも通りですが今作の戦闘システムは「デビルCO-OP」というシステムが主軸でしたね。

引用:https://www.youtube.com/watch?v=IvLc8kXrz1g


これは、敵の弱点を突くと同じスタンス(ロウ、カオス、ニュートラル)の仲魔が追撃してくれるというシステムです。


なのでまあ基本的に主人公と同スタンスの仲魔を固めて進めていく感じになりますね。

個人的にここら辺のシステム周りは最初は違和感はあった物の、進めていくうちに慣れてきたのか、まあまあ楽しめました。


単純に追撃演出は爽快ですし、雑魚戦なんかはかなりテンポよく進められるのが良いな、と。

スタンスに関しても、ややめんどくさいと感じる点はあった物の、これはこれでありだなと思いました。

悪魔合体について

次に悪魔合体について。これは相変わらず面白いと感じました!


今作で特筆すべきはデビルソースの存在。これは仲魔にした悪魔の解析度がマックスになると、その悪魔のスキルのいくつかをソースに出来るというシステムなんですけど、新しい悪魔を合成するときに、このソースを使ってスキルを継承できるんですよね。


4に比べるとスキル継承自体は幅が狭くなっているけど、その一方でソースは別の味を引き出していて良いと思いました。

ダンジョンについて

次にダンジョンに関して。今作はフィールドがダンジョンRPGのような作りになっていて一人称視点でマップを進めていくゲームになっています。昔のメガテンってこんな感じだったんでしょうか?

引用:https://www.youtube.com/watch?v=IvLc8kXrz1g


プレイしていて思ったのがとにかくダンジョンはめんどくさい作りでした。


ダメージ床、トラップ床に落とし穴、世界樹で見たようなワープ床とめんどくさい要素をこれほどか、というほどに詰め込んでいて、歯ごたえがあるというよりも、めんどくささが先行してしまっていた印象です。


また、ストーリー最中にも隠し扉を探さなければならない場面が多々あり、これも場所によっては総当たりを強いられるので困った。


上記の問題点はフィールドアプリの存在で、多少マシにはなっていましたが、それでも完全にダメージ床を無効にすることが出来ないのは少し気になりましたね。


ダンジョンと拠点システム自体は、悪魔合体ともうまく噛み合っていてよいとは思うんですけど、ダンジョンの仕掛け自体はあんまり好きになれなかったかなぁ。


裏ダンジョンの仕掛けなんかは、長くもなくそれなりに凝っていて楽しかったですけどね。

ストーリーについて

次にストーリーに関して。これはまあ中々面白かったかな。

 

引用:https://www.youtube.com/watch?v=IvLc8kXrz1g

 

全体的にメガテンらしいシリアスな雰囲気ですが、かといって息の詰まるようほどではないし、ロウやカオスへと傾いていく仲間たちの流れもそれなりに丁寧でわかりやすかったと思います。


環境問題や人類の愚行などのテーマ自体は、ちょっと古臭く感じましたけど(2009年のゲームですしね。)色々な勢力が錯綜しているのは純粋に見ていて面白かった。

引用:https://www.youtube.com/watch?v=IvLc8kXrz1g


ちなみに追加ストーリーに関してなんですけど、これはまあまあかな。少し惜しかったのが追加キャラクター、アレックスについて。


このキャラクター、開幕からインパクト満載のキャラなんですけど行動がいまいち理解しにくい部分があるのが惜しかった。


ああいう行動に出るしかなかった、というくらい追い詰められていたというのは何となくわかるんですけどもう少し丁寧に描写して欲しかったです。


ただ、完全に蛇足だとも感じませんでしたし次第点程度ではあった印象です。真エンディング自体はラスボスと対になる存在と戦う事が出来てロウカオス双方を打ち倒すことが出来る為、そこも良かった。なお、戦闘自体は。


ビターで少しもやもやする雰囲気ではあるけど、これがメガテンらしい所なのかな。

まとめ

さて、ここまで戦闘、ダンジョン、ストーリーについて語ってきたので、ある程度ゲーム全体についてまとめてみます。

今作は「面白いけどめんどくさいゲーム」だと感じた部分が多かったです。


前述のダンジョンの件もそうなんですけど、ダンジョン探索ゲームの割には世界樹のようなアリアドネの糸のような離脱アイテムもないし、地図に書き込むことができないので迷いやすいし。

戦闘バランスに関しても、後半のボスはひたすら強化無効回復連打スタンス反射…etcのような遅延技を連打してくるので非常にめんどくさかった。


特にラスボスと裏ボスの酷さは必見レベルで、御霊合体を友達に教えてもらっていなければ確実に投げていたと思います。


能力を上げて火力でぶん殴ってくる、みたいなボスなら分かりやすくて好きなんですけど、永遠と絡め手で長引かせてくるボスばかりでプレイしていて疲れました。


まあ、ラスボスと裏ボスに関してはあまりに強すぎて、確かにすっごい印象に残ったけどね!


ただ、その一方で悪魔合体の面白みは相変わらず健在ですし、ストーリーも中々完成度が高く、戦闘システム自体も面白い。


音楽も高水準ですし、システムもアプリ関係のおかげで詰まるほどではありませんでした。


なのでトータルで見たら結構楽しめたタイトルでしたね♪


やっぱりメガテンの悪魔合体は楽しいです!引き続き5もプレイしよう!と思えたのでプレイして良かったなと思いました。