炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

リディー&スールのアトリエ 序盤感想

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最近は寒すぎて、不意にベッドで寝てしまっている事がよくあるので困っています。
こういう事があるとあまりやらなければいけないことが進まないので時間が無くなってしまうんですよね。
全く困った。



さて、先日今年最後の購入タイトルだった
「リディー&スールのアトリエ~不思議な絵画の錬金術師~」を購入しました。
前々作はPSV版、前作はPS4版でプレイしていましたが
今作はNintendo Switch版を購入。
異色なマルチプラットフォームチョイスになりましたが
まあこれはこれで面白いかなと。

6時間ほどプレイしたのでちょっと内容について語りますか。

Nintendo Switch版はどうなのか?

まず、今回からマルチプラットフォームに加わった「Nintendo Switch版」。
その内容がどのような物なのか気になっている人も少なくないのではないでしょうか?
いくつかのポイントに絞ってどの程度の内容なのか紹介してみます。

・キャラクターのグラフィックは荒くボヤケ気味

▼僕はPS4版をプレイはしてないので直接比較は出来ないんですが
全体的にSwitch版は全体的にモデリングが荒いですね。
そのモデリングを細かく描写すると粗が出るからか、テレビモードでプレイしていると
キャラクターに靄のように光がかかっていて見えにくい感じになっています。

ただ、割とキャラによりけりに感じはあってイルメリアを筆頭とした金髪キャラは
だいぶ荒いんですがスーやルーシャなんかはあんまり気にならなかったりします。
後イベントシーンは場所もだいぶ影響している感じですね。
所々結構綺麗なシーンもあるんですけど逆にめっちゃ荒いシーンもあったりで
安定しません。

全体的にあまり綺麗ではないのでここを重視する人は素直にPS4版をお勧めします。
最も、モデリング自体今作あまり良いとは感じないので
PS4にしたら超綺麗って訳でもないとは思いますけどね。
どうもフライトユニットを切ってからのアトリエのモデリングは微妙です。
僕はまあこの程度ならプレイできるかなという感じですけどね。
前作のPSV版よりは確実に良いと思います。

・フィールドは割と綺麗


▼キャラクターのグラフィックはちょっと荒めで大丈夫か?と思ったんですが
フィールドのグラフィックは割と綺麗ですね。
もちろん、PS4版と比べたら一部のオブジェクトの表示が遅かったり
多少靄がかかっていたりするのでしょうが、
不思議シリーズ特有の綺麗な世界観は十分に表現出来ていると思いました。

特に地面の草花の描写がきちんとされているのは大きいですね。
PSV版はこういうのを全てカットされている為凄く殺風景なんですよね。
綺麗な風景は不思議シリーズの魅力の一つなので
ここにはしっかり力が入れてあって良かったです。

・携帯モードでも動作は問題なし

今作、快適性には力を入れているようでキャラクターグラフィックが荒い分
処理落ちなどはほぼ起きない印象です。
絵本の世界の中だけ、ちょっと重いかなという感じはありますが
逆に言うとそこくらいで他は携帯モードでも問題なく動きますね。

戦闘に入っても特に重い動作はなく、今のところは問題なし。
前作のPSV版のガクガクはさすがにまずかったのか
反省して作られたようですね…。あれは本当に酷かったので…。
ロードも短く快適に遊べています。


と、Switch版はこんな感じです。
簡単に言えばPSV版を相応のクオリティにプッシュアップしたという感じですね。
PS4版と比べたら劣化している点も多いのですが、最低限の所は守っていてくれているので
キャラクターグラフィックに拘りがない限りはそこまで気にならないと思います。

個人的に携帯できるアトリエとしては悪くないと感じているので
これからはPS4/Switchマルチで展開していってほしいですね。

さて、では肝心のゲーム内容の方についても触れます。

・シンプルないつものアトリエに回帰

前作「フィリスのアトリエ」はアトリエのゲーム性に
オープンワールド風のフィールドを加えた挑戦的な作品でした。
しかし、今作はそこから一転、シンプルないつもの「アトリエ」に回帰しています。


▼基本的に街とフィールドを行き来し
イベントや戦闘、調合等をこなしていく。
期日性システムも一部依頼に存在する程度で大まかな期限は無し。(多分)
定期的にフラグ管理でアトリエをランクアップさせていくという感じ。
という内容で全体的に「ソフィーのアトリエ」に共通する内容ですね。


▼今作独自のシステムとしては絵画の中の世界を冒険出来る事。
ただ、これもやる事はフィールドの探索と変わりないので
さほどゲームに変化をもたらしてはいません。

フィールドに関してはソフィーよりは広くはなっている物の
当然フィリスよりは狭く、見えない壁もちょこちょこ。
情景に関しては相変わらず綺麗には作られていますね。


▼良くなっている点としてはイベントの有無が
マップ画面からすぐ確認できるので分かりやすくなっている事くらいかな。
ロードも短いし、快適にプレイは出来るけど今の所
今作特有の進化はあまり感じられていません。
まあ戦闘もそうだけど
まだまだ序盤なのでこれからシステムの真髄に触れられればいいんですけどね。

・時間経過システムは必要だったのか?

今作のちょっと微妙な点としてはマップでのスキップトラベル時に
常に時間が経過しますがよろしいですか?という表記が入る事。
ワンテンポ遅れるのでうっとおしいし、そもそも街での行き来には大して
経過もしないんだからその要素いるか?って感じです。

メインとなる課題には時間経過は今の所関わってきていない印象なので
今作の時間経過システムには果たして意味があるのでしょうか?
まあそこらへんは後半になってくればわかるのかな?

とこんな感じです。
まだ序盤なので要素について深くは触れられませんが
今のところはシンプルないつもの「アトリエ」という感じですね。
斬新さは少ないけれど安定感はあるので、このまま丁寧な感じで行けば
それなりに高評価にはなりそうです。


▼キャラクターに関しては今の所ルーシャがとてもかわいらしくてよろしい。
不思議シリーズのサブキャラクターでは久しぶりにピピっとくるキャラでした。