炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

良質なコラボタイトル! レイトン教授VS逆転裁判 レビュー

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私がいう「明日~にする」という宣言は基本的に1日ずれるのでご了承を
今回も見事にそうなりました
すみませんねー

そういえば今日期末の結果が返ってきました
2年半月ぶりに赤点がなかったやったー
冬休みは安心して過ごせそうだ

さて予告していた「レイトン教授VS逆転裁判」のレビュー
先送りにするとどうせやらないと思うのでやってしまいますね

レイトン教授VS逆転裁判


先月29日に発売された「レイトン教授」シリーズと「逆転裁判」シリーズのコラボタイトル
私はあくまで両シリーズ未プレイでの視点でのものなのでそこらへんご了承ください

・独自性

まずこのゲームはストーリーを進める「レイトンパート」と
ストーリーを盛り上げる「逆転裁判」パートに分かれています

個人的にこの組み合わせは非常によいと思った
ストーリー中は謎解きで頭を使いながらヒントコインをためて
逆裁パートは物語の流れにあわせて思いっきり盛り上がるってのがかなり良かった

どうも調べた感じレイトンシリーズはいつもこんな感じみたいですが
逆転裁判は結構新要素も盛り込んでいるみたいです

※画像ネタバレ注意
$まあなんかあるんじゃない?

個人的に面白いと思ったのが裁判パートの「といつめる」というシステム
このシステムは何人もいる証人の中から他の人の発言に疑問を抱いている人を見つけて
「つきつける」というシステム
これはそのまま矛盾にも影響していくし重要なシステム
終盤の裁判の証人は数的にもかなりカオスでといつめるのが非常に面白かった

後他の証人の発言と食い違っているのがそのまま「矛盾」につながるってのも面白いと思った
いずれも証人を何人も用意しているから出来る芸当であって考えてるなぁと思った

内容とは関係ないけど独自性としては逆裁陣営の声優に俳優が入れられてること
これは巷でも非常に不評な感じですね
私も確かにナルホド君の声には違和感ありました
ただ一応頑張って声を出そうとしているのはわかったかな
「ちょっと!」とか低い声はそんなに悪くない印象なんですけどね
ムービーである人物が火刑にあった時の際の高い声があんまりに酷くてw・・・
いずれにせよレイトン陣営のように声優としても悪くない俳優を起用するならいいのですが
慣れてない人を起用するのどうかと思いますよ、日野さん
プロモーションの仕方が間違ってます
声優でいいんですよ声優で、現にマホーネは悠木さん、ジーケンは宮野さんを起用しているんだから
他もそうすればいいだけ

結論的に言うとゲーム的には逆転裁判はある程度独自性をいれてるけど
声優陣が余計

評価 6/10

・グラフィック

※画像ネタバレ注意

$まあなんかあるんじゃない?$まあなんかあるんじゃない?

とりあえずキャラクターの立ち絵がちゃんと3Dになっているのは割と頑張っていると思いました
裁判パートだとどのキャラクターも面白い動きをしてくれるんで
ちゃんと3Dの立ち絵を生かしているなと思いました

まあレイトンパートのほうは基本的にスクロールは2Dなので特に
一応人物は3Dになっていましたがこれは「~奇跡の仮面」の時点でこうだし
特に進化はしてないかな
進化する必要性はないと思いますけどね

$まあなんかあるんじゃない?$まあなんかあるんじゃない?

後時々アニメーションが入るのですがこれはさすがと思えるクオリティでした
おしくも3Dに対応していないのか残念ですが十分
これだけで短めなアニメ作れそうな感じ
盛り上がるシーンはアニメっていうのはいいね!

評価 8/10

・音楽

耳に残る曲が多め
壮大な物語の始めにふさわしい
THE OPENING THEME OF ''PROFESSOR LAITON vs GYAKUTEN SAIBAN
異議あり!」のテーマ「追求 ~魔法をかけて~
両主人公が矛盾を解明していく「共闘のテーマ
一言で全てがひっくり返る際の「法廷の魔術師

ここら辺がよかったけど特に「追求 ~魔法をかけて~」がずば抜けてよかった
曲自体もいいけど使われ方がめっちゃいい!正に相手を追い詰めていく感じ
まさか最後の謎解きで使われるとは思わなかったけどwあれも燃えた

やっぱりADVは曲が良くないと
半年前にやった「タイムトラベラーズ」はメインテーマくらいしか耳に残らなくて拍子抜けしたし

評価 10/10点

・快適さ

特に目立ったロードもなく快適でした
ただレイトン側のインターフェースにやや難あり
移動がどうして十時ボタンでしかできないんだw
まあ捜索にスライドパットが使えるのはいいのだけれど

後謎解きの際の説明が若干見づらかったかな
何をすればいいのかわからなくなって結局コイン使っちゃうケースが多かったし

評価 8/10点

・面白さ

私は両作品未プレイですがどちらのゲーム性も非常に上手くマッチしていると思った

$まあなんかあるんじゃない?$まあなんかあるんじゃない?

独自性の部分でも説明したけどストーリーは「レイトン」、盛り上げは「逆転裁判」ってのがほんとに合ってるんですよね
まあ中盤のレイトンパートが若干中だるみかなと感じましたがそれでも1週間ちょいでさらっとクリアしてしまったのは
やっぱりこのゲームが面白いのも大きいと思います

まあなんかあるんじゃない?まあなんかあるんじゃない?

肝心のストーリーですが伏線が微妙に回収されてないところ以外はかなり良かったと思います
終盤まで結局黒幕が誰なのかさっぱりわからなかったし人物の目的も全くつかめなかった
猫がラスボスだと思ってた私って一体・・・
まさかあんな暗示がかけられていたなんて気づく訳ないじゃないですかー
ハッピーエンドで良かったけどね

終盤はレイトンがひとすらに目立ちっぱなしだったで若干ナルホド君が空気になっていた気もしますが
逆転裁判ファンにはマイナスポイントかも

後登場人物もかなりいい感じでした
マホーネちゃんと可愛いし、ジーケンはネタキャラですし

$まあなんかあるんじゃない?

ジーケンの私服で笑ったのは私だけではないはずw
他にもストーリーテラーさんとかどんな悪役かなと思ってたら普通にいい人だったし
ジョドーラさんは若干中盤空気だった気もしますが報われて良かったね、といった感じ

評価 9/10点

・その他

特にないかなー
レイトンファン、逆裁ファンは色々と言いたい事があると思うけど
私は特に

まあこのゲームはシリーズ入門みたいな感じなのかもね

評価 ±0点


総合評価

レイトン教授」「逆転裁判」それぞれのいいところが上手く合わさった良質なコラボタイトル
ファンは色々言いたくなることも多いと思うけどコラボタイトルにしては珍しく
一見でもかなり楽しめるADV

ADV好きの方やPVで惹かれた初見さんは是非プレイしてみるべき

総合評価 82点