炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

劇場版名探偵コナン 「純黒の悪夢」を観てきた!

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今週の更新率が低かったのはブログ5周年に向けて
超長い記事を書いているせいだったりします(言い訳)
というか長すぎて多分1記事に収まらなさそうなので2記事になりそうなんですよね…w
19日にあげる予定です、まだ完成してませんが

さてんじゃ昨日公開初日にしっかり見てきた「純黒の悪夢」の感想を


以下ネタバレ注意



















今年はまあまあといった感じでしたね
単品の作品としてみて面白いか面白くないかでというとまあ面白いほうだとは思うのですが
20周年記念作品として期待値にふさわしい作品だったかというと
やや疑問に残る点もいくつかあるんですよね
とはいえ作品としては前述通りまあまあ面白かったですし
ここ最近のコナン映画は安定していて本当に良いですねー

それでは恒例の評価分け

・良かった点

・先に控える展開が気になるというシナリオ構成

今作は宣伝でも黒の組織で漆黒の追跡者以来の7年ぶりに
出てくるということが大々的に宣伝されていましたが
序盤から終盤まで黒の組織が深く関わっているストーリーなので
終盤一体どうなるんだろうという期待感で先に引っ張っている感じが良かったと思います
まあ案の定終盤は歴代でもまれに見る凄まじいアクションになっていて
そこは期待値通りて良かった

終盤まではやや展開が地味だったりはするのですが
そこに至る期待感があったので退屈がしなかったと考えると
うまい構成だったとは思います

・派手なアクション

黒の組織関連の映画はいつもアクションシーンがすごいことになるので
今回もそこには期待していましたが
終盤は本当に凄まじい感じになっていて良かったと思います
相変わらずツッコミどころ満載といえばそうなんですが
ただ見てる分には派手で面白かった

が…→悪い点に続く

・原作キャラクターに焦点を当てるという珍しい展開

今作は原作キャラの赤井秀一と安室透に特に焦点を当てた作品になっており
それ以外にもFBI、CIA、公安、警視庁といろいろなキャラクターが勢揃いで
原作ファンとしては見ていて面白かったです
また安室の回想シーンでは松田陣平という随分懐かしい原作キャラクターも登場し
そういう掘り下げも良かったと思います
ファン以外で唐突に観に行ったかとはなにがなんだかだと思いますけどねw 

が…→悪い点に続く

・悪かった点

・まさかの推理要素一切なし

最近のコナン映画はどうも推理要素がいまいちで
アクションで強引に見せている感が強いですが(別に悪いとは思いませんが)
なんと今作はとうとう推理要素を完全に切り捨て
アクションオンリーに特化した映画になってしまいましたw
これはこれで良いとは思いますがもともと推理アクション漫画なのだから
雑でもいいので何かしらの推理シーンが欲しかったところです
20周年記念作なのだから余計にね

・少年探偵団以外のいつものキャラが超空気

原作登場キャラクターが出演していたのは良かったのですが
全体的に見ても今作は少年探偵団以外のキャラクターがめちゃめちゃ空気でした
特に蘭、園子、おっちゃんあたりはいなくても良かったんじゃないかってほど
蘭がここまで空気な映画も珍しいと思います、仮にもヒロインのはずなのに
まあそれをいうとコナンも今作そこまで活躍してないんですよね
良くも悪くも異色のタイトルといった感じで
20周年にふさわしいタイトルだったかというとなぁ…

・説明不足の点が多い

あと全体的に今作説明不足な感じがしました

キュラソーの記憶喪失の理由や5つの色が一体どういう意味を持っていたかが
はっきりと説明されないのでよくわからないし
なんで赤井が倉庫の場所を知っていたのかもよくわからない
エンディングまで本編シーンが食い込んでいたので尺が足りなかったのはわかりますが
の割にはいらないシーンがあったんじゃないかなぁという感じも
あとこれは今年だけじゃないかもしれませんが
力を入れているシーンに特化しすぎて
ほかのシーンの作画がかなり怪しかったですね…w

とこんな感じか
単作品としてみれば決して悪い作品ではないのですが
20周年記念作としてみるとやや期待はずれという感じ
いろいろ異色な作品でした
でも原作ファンは見る価値あると思います

以下評価外で思ったこと

・場所を突き止めておいて逃げられるクソ無能公安
・吹っ飛んだ車から生存者が出てくる
・特に意味はない水族館要素
・蘭の声優さん声が老けた気が…
・今回も重要役がやや棒読み 案の定女優起用だった
・ジンニキ安定の無能 カチカチシーンは絶対ネタにされる
・ジンにひるむウォッカに笑う
・動くか、あの方の側近が→動きません
・ラブコメなんてなかった 赤井さんが作品に関わってくると恋愛要素が消えるのかも
・ちょっと後味の悪いビターなエンド