炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

FF15クリア

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やるゲームがポケモンを除いてなくなってしまったので
何か新作を買おうかどうか悩んでいます
うーんでも今買っても時期的に微妙なんですよねー
2月はどちらにせよ購入タイトルがなさそうなのでその時に買ったほうがいいか、うーん…

さて、タイトル通り先日FF15をクリアしました
もっとゆっくりプレイする予定で進めていたのですが
思いのほか後半部分がかなりスカスカで気づいたらクリアしていたという感じで
なんだかモヤモヤ
レビューしようかどうか迷っているんですが
時間の都合上たぶん無理なのでまあ色々と感想を書いていこうかなと思います

※以下ネタバレ注意
少し悪意のある表現が含まれるかもしれないので
このゲームが好きすぎてしょうがないという人は見ないことを推奨します



















前々回くらいの記事でさんざん面白い面白い言っておきながらなんですが
このゲーム、正直炎上してもおかしくない出来ですね
というかもう各地で炎上していますが
クリアまで情報ほとんどシャットアウトしていましたが
割とたたかれてもしょうがない部分あると思いますよこのゲーム
アマゾンレビューはともかくとして

まず問題に問題なのがストーリー部分です
もう至る所で大ブーイングくらっているし今さら僕がこまごまと書いてもしょうがない気がするので
個人的に一番気になったところを挙げるとやはりその意味不明さでしょうか
キャラクターが何を考えて行動しこういう結果に至ったという部分が描かれずに
結果だけが描かれているので?マークしか浮かばないんですよ

例えば敵として思わせぶりに登場したレイヴス
回想シーンを見るに悪人というわけでもなさそうで
これからどう物語にかかわってくるのかなと思ったら13章で勝手に退場
しかもどう殺されたのかもよくわからないという意味不明っぷり

彼のみならず帝国サイドは敵側というポジションなのにもかかわらず
まったくその内情が描かれないのですっごいフワフワしています
オープニングや設定では明らかにその強大さが描かれているのに勝手に一人の暗躍で自滅って、
そりゃないでしょう
国って組織を用意したのならもっと色々描けよって話です
それをやりたいだけなら国じゃなくてもっと小さい組織にすれば良かったのに

これ以外にも唐突に死ぬ出番のないヒロイン
明らかにシナリオの都合で出てこれなくなった将軍
派手な登場シーンの割にただの傭兵だったアラネアなどなど
とにかくキャラクターが薄っぺらい
メイン4人はギリギリ描かれているものの
どうも9章以降のセリフ回しが気になってしまいました
例のエンディングのシーンはもう意味不明過ぎて感動も糞もなかったですね
やっぱつれぇわ(ストーリーが)

とまあストーリーは擁護のしようもないくらい酷い代物でした
でもこれもったいないですよねー
舞台とか世界観とかキャラクターの初期設定とかは間違いなく良いものだと思うのに
シナリオ捻じ曲げられて台無しにされた感じ凄いんですよ
実際僕も8章まではそこまで気にならなかったですし、ほんともったいない

他にも気になる問題点は山積みですが
前回の記事である程度評価していたフィールドに関しても正直文句を言いたいかなー
僕は発売前ほとんど情報仕入れていなかったんですけど
「ダスカ地方は世界の10%」という情報を聞いた覚えはあるんですよね
実際その情報ネットで調べても残ってますけど

まあそんなわけで序盤のダスカ地方からなかなか作りこまれていて凄いな!
これはこの先も期待できそうだとか思っていたら怒涛の一片道マップラッシュでゲームエンドとかいう
いやいやいやどこが見渡す限りの世界を冒険なんやねんと
確かに僕はダスカ地方は世界観とかダンジョン含めて好きですけどそれがゲームの大半部分を占めているとなってくると
また話が違ってきますよ
せめてもう1つくらいワールドマップがあると思っていました

この件もそうなんですけどこの作品のプロデューサーの田畑端って人嘘つきすぎじゃないですかね
発売前の発言集今見ても酷いですよ
こんなスカスカな状態で発売しておきながら意味不明な発売前日の内輪的な盛り上げとかしてるんですもん
ついていけません

個人的に大きく不満だったのがこの二点です
前回絶賛していた戦闘の部分はバランスとかに課題はあるとはいえ
個人的には最後まで楽しめました
ラスボス戦とか9章ボス戦のヤムチャ視点的なボス戦もかっこよくて好きです
ちなみに僕は世間でメタクソにたたかれている13章自体もそこまで嫌いではありません
あれが実質の最終章だったとわかった今だとちょっとまあ印象が変わってきますが

あとはまあうん、8章までの緩い感じの旅雰囲気はまあまあ好き
音楽もストーリーに引っ張られているせいで弱く感じましたが
ダンジョンとか魔道兵戦は好きです
ワールドマップの完成度低いですけど
ダンジョンとのシームレスとかやっている和ゲーは珍しいし
もっと増えてくれるかなという意味ではまあいいんじゃないかな

なんだかんだ好きなポイントも多く全体の問題点は多すぎるとはいえ
個人的にはお情けで80点あげてもいいかなという感じの印象です
でもほんと制作陣だけは全く擁護できない
期間、予算は十分だったはずなのに出来上がったものがこれというのはねぇ…
逆にどこにそんなに時間を使ったのか、料理のリアルさかな?
そしてなぜこの出来であんな自身満々だったのかも含めて謎が多すぎます
このストーリー開発陣面白いと思ったんでしょうか?