炎に煌めくゲームレビュー

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【レビュー】トライアングルストラテジー【感想_1st】ストーリーも戦闘も、じっくり遊べる楽しさがある!

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どうも、今回は「トライアングルストラテジー」のプレイ途中の感想記事を。


1st感想とするには、ちょっと時間が経ちすぎてしまっていますが、楽しんでいるポイントなんかを緩く上げていこうかと思います。


ちなみに、現在はプレイ時間50時間超えている辺り。2周目の14章くらいです。

とりあえずはこの周回で、隠しエンディングに行って一区切りつけようかなと思ってます。

↓クリア後の感想記事はこちら

周回前提なシステム

本作、周回プレイしてて思ったんですが周回前提な作品です。


というのも、2周目以降に解放される要素が多いため、遊びきるには複数周回をする必要があるんですね。


信念の値であったり、それを活かした新たな仲間の招致、ステータスの強化にしても2週目以降前提の調整です。


個人的に、周回前提な作品ってあんまり得意ではないのですが、

本作の場合、物語の分岐要素も含めて、何周も遊べるような仕掛けを盛り込んでいるで、1周クリアして、間初入れずに2周目を始めることが出来ました。


例えば、敵のレベルがこちらのレベルに併せて上昇する仕掛けとかね。


レベル引き継ぎなのに、流れ作業にならないのが大変素晴らしく感じています。


ここらの仕様に関しては、後の感想記事で詳しく語ろうかと思いますが、他の周回前提な作品にも見習ってほしいなと感じられました。

色々な選択が楽しめるゲーム性

先に上げた、物語の分岐要素も本作の魅力の一つ。


「運命の天秤」による選択を毎章のように迫られるため、全分岐を網羅するには4周、5周以上要する感じです。


まあ、最終分岐以外は物語の軸が大きく変化することはないので、全く真逆な結果になるかと言われると、そんなことも無いんですが。


とはいえ、どちらを選んだかは間違いなくその後に影響は残すので、特に1周目は毎回とても頭を思い悩ませました。


中々どっちも選びたくないような選択肢も多くて...。明確に正解がないからこそ、胸が苦しかった。


自ら選んだからこそ、その先の展開も実感できるので良いシステムでしたね。

シビアだけど、色々な攻略法を見つけるのが楽しい戦闘

シミュレーションパートでの戦闘は面白いです。難易度ノーマルでプレイしていますが、まあちょうどいいくらいな難しさ。

無理ー!ってなるほどの理不尽さではないですが、何度もやり直して詰め方を考えつつ、適切なユニット選択と、状況に併せた配置、攻撃が求められます。


ある程度は個の能力によって押せたりするポイントもあるので、限界まで詰める必要はないですが、かといって適当に動かしすぎると優勢な状態からでも負けてしまう、ほどほどにシビアな内容。

ただし、ユニットがどんどん揃ってくる周回プレイとなると、スキルの揃い方次第では、思いもよらない豪快な突破方法も出てくるので、そこを探すのも面白い所です。


例えば「敵ユニットと位置を入れ替える」なんてスキルを活かして、「敵に見つからずに進む」というステージをさっくりクリアしたり、


「特定の地形のみ使用できるスキル」と、地形の属性変更魔法を併せて、フィールド全体を氷漬けにしたりと、堅実さとは程遠い、カオスな戦況を巻き起こすことが出来たりするので、楽しいんですよ!


本作のユニット、育成の幅の自由度がそこまで広いわけではないんですが、個々の性能が中々ピーキーで、明確に役割が決まっているので、弱いから使えない、というのがあまり存在しないのが良いですね。

楽しいユニット強化

ユニットの強化はとても楽しいです。

前述した通り、幅が広いわけではないですが、個々のキャラクターごとに武器やステータスの強化、固有のスキルの習得・強化などを行うことが出来るんですよ。


これ、順番に制限はないのですが、後に取るにつれてどんどん取得時のアイテム量や金額が重くなっていく仕様なので、どこの強化から行うのか、という取捨選択を楽しめるんですよね。


これは同チームのオクトパストラベラーを思い出す仕様で、いいなと。


2周目に入ると、資材や資金も充実してくるため、色々なキャラクターをガッチリ強化できるのがとても楽しく感じています。


強化したユニットをうまく動かして、すんなりステージをクリアできた時は最高に気持ちいいんですよ~。

ストーリーは面白いが...

最後にストーリー。基本的にはですね、面白いと思います。


戦記物として、平和な序盤から陰謀に巻き込まれて戦火が巻き起こる、という展開は非常に王道的で惹き込まれました。


前述の分岐要素もあり、一周するだけではストーリーの全貌が掴めないですし、複数周回したくなるくらいしっかりとした世界観設計と、キャラクターを用意できているとは思います。


ただ、ちょっと気になったのが前半と後半でややストーリーの気色が違う所。


前半のシビアなストーリーを見ていると、どうにも後半の一部の章はご都合で話が進みすぎな感もあり。


まあ後半は後半で、世界観の設定や、交錯するそれぞれの思惑などが明かされていくので、最後まで楽しめはしたたんですけどね。


ちょっと前半のガチガチっぷりと路線が若干変わってくるので、気になる方は気になるポイントかもしれません。

まとめ

以上、1st感想でした。

もう少し細かく語りたい部分も色々あるのですが、そちらは2周目クリアしてからまた書いてみようかなと思っております。


今のペースだと5月頭くらいにはクリアできそうかな。


全く不満が無いわけではないですが、作品を特徴づけている要素の出来は非常によく、楽しんでプレイできています。


このまま最後まで感想が変わらなければ、SRPG枠としては、Switchだと一番満足度の高い作品になるかもな~。