炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

【レビュー】ポケットモンスター ソード【感想】新たなポケモン世代を感じさせる意欲的な新作!

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 どうも、久しぶりに更新です。誕生日だから更新とかは特に関係ないです。


先週、ポケモンの発売日に合わせて連休をとって無事その3日でポケモンはクリアできました。

今作、ぼくはとても気に入ったので、せっかくですし感想記事をまとめてみたので久しぶりにアップです。

 

のゲームのポイント!等身が上がり、表現がパワーアップしたポケモンナンバリング。
・魅力的に描かれたキャラクターたち。
・演出と一体化した見事な音楽

ハードの恩恵を受けて見栄えが大きくパワーアップ!

まず、今作をプレイしてすぐ思うのがグラフィックの質感、見栄えの良さです!


視点や等身が今までの作品に比べて上がっているというのも勿論あるのですが、対応ハードが3DSからSwitchに変わったのもあって、劇的に質感が向上しています。

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個人的にサンムーンの時点でもこういう進化を多分したいんだろうなぁという想いは感じていたのですが、やっぱり対応ハードが変わったのは大きいですね。

背景のデザインセンス、キャラクターのグラフィックの質感が大きく進化していて、見栄えが素晴らしいですよ!

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前作ではイベントシーンで無表情だった主人公も表情豊かに!


今作の女主人公は元の完成度が高すぎてあまり弄りたくないですね。

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また、フィールドの見せ方なんかも過去作から大きく進化していました。


例えばハロンタウンから一番道路に入るこの景観。そう、先に行く道々がそのまま見えるというシームレスな作りになっているんですよね。


実際にここら辺は完全シームレスを実現していて、今までの作品にないものを感じられました。


作品全体を見ると、まだフルシームレスという訳ではないのですが、見せ方がよくなったなぁと感じます。

力の入った演出の数々

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前述した通り、見栄えが非常によくなった今作ですが、演出にもすごく力の入っていた作品でした!


例えばジムリーダー戦。今作のジムリーダー戦は観衆沸き立つスタジアムで行われるのですが、音と演出がほんとに素晴らしいんですよ!


無音の状態から戦闘開始と共に曲が流れ始め、ラストの一体になるとダイマックスと共にBGMが変化


観客がほんとに応援しているかのような沸き立つ感じが素晴らしく、非常に盛り上がります。


過去にもラスト一体でBGMが変わる演出はありましたが、今作はそれとは違う、ゲーム設定とBGMを一体化させた新たな演出を、生み出していて一つ先の次元に到達したなと感じました。


これを含めて今作は素晴らしい演出が多かった。ネタバレになってしまうので細かくは語りたくないですが、終盤の伝説、チャンピオンは心に刻まれたなぁ。

良いアクセントになっているワイルドエリア

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中盤で通過することになるワイルドエリア。


これは一言でいうとオープンワールド的システムですが、アクセントとしては良かったと思います!


序盤から一気に開けたこのフィールドに、ブレスオブザワイルドを思い出すBGMと、インパクトは抜群!

序盤で強ポケに惨殺されるのも含めて、オープンワールドらしいなぁと感じました。

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時代を考えるともう少し頑張って欲しかったかなーとも感じる部分もありましたが、それでもやはり広いフィールドでポケモンが見られるのは非常に魅力的でした。


基本的に一本道のシステムの中に導入する分には、良い試みだと思うのでもう少し深化させるとより活きるかなと感じました。

キャラクター主軸のストーリーライン

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今作、ストーリーは全体的にキャラクターベースな作りでしたね。


本編自体の設定よりもキャラクターがどう動き、成長、変化していくのかという内容で描いていた為、設定や世界観の内容はやや浅い印象でした。


(もしかしたら次回作かマイチェンで描く予定なのかもしれませんが。)


でも、そのぶん個人的に今作のキャラクターは凄い魅力的に映りましたよ!

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ほとんどのジムリーダーが印象に残るというのも凄いし、ライバル3人もどれも魅力的。ソニアやチャンピオンといった、前世代組もとてもいい味を出していて全員大好きです!


特に今作のチャンピオンは良かった。誰よりもチャンピオンであろうとし、かっこよく見せ続ける姿は正に無敗のチャンピオンという感じで、凄い印象に残ったキャラでした。隣国のチャンピオンとはえらい違いですねぇ。

気になる点

と、全体的に満足な作品だったんですが気になる点もちょこちょこ。


まず個人的に気になったのはワイルドエリアの仕様です。何というか、作り込み不足ですかね。


個人的にマックスレイドバトルは、オンラインで気軽にやれるシステムにして欲しかったんですが、フィールドでせっかくオンラインプレイヤーと合えても、そのままプレイできないという不自由感満載な作り。


わざわざ検索で調べないといけないのでは、何のための同時表示設定なのか分かりません。フィールドでやれることも少ないので結局行かなくなりがちな印象です。


後、レイドバトル自体の仕様ももう一歩かなぁ。


演出は良いと思うんですが、技のバランスと言い、全体的に奥が浅くあまり何度もやりたいと感じられませんでした。もっと作り込めるかなと感じました。

まとめ

と、ざっとこんな感じでした。


不満な点はあれど、これまでの作品にはなかった、新しい挑戦を多く行っており、ポケモン新世代を名乗るのにふさわしい作品でした。


色々な面ではもっとやれるかな、とも思う半面、今作が生み出した演出の素晴らしさやキャラクターの魅力に取りつかれていて、ガラル地方から離れたくない病にかかり中です。それだけ心に残る作品でした。


厳選をやる気力は残っていないので、レンタルチームを借りてバトルタワーや対戦はもう少しプレイしようかなぁ。