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【レビュー】スーパーマリオブラザーズ ワンダー【感想】既存のイメージを打ち破った、アイデア満載の新しい2Dマリオ!

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どうも、ば~んです。


今回は「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」の感想記事です。

プレイ時間は大体20時間弱。やり込みに関しては、パネル以外は全てコンプリートまで遊びきりました。ボリュームに関しては、Newシリーズと大差ないかと。

ただ、本作はオンラインでのマルチプレイ要素も用意されていたりするので、Newシリーズに比べて遊びの幅が広がっているので、体感のコンテンツボリュームは少なくなかったかなという印象。

のゲームのポイント!・NewUから実に、11年ぶりの2Dマリオ新作。
・これまでのイメージを大きく打ち破るような、斬新なゲーム演出。
・気持ちよさ、遊びやすさを重視したゲーム設計

実に11年ぶりとなる2Dマリオシリーズの完全新作

本作は2Dマリオシリーズの完全新作ですが、シリーズとしては、実に「NewスーパーマリオブラザースU」以来、11年ぶりの新作だったんですよね。

 

今では信じられないことですが、当時は2Dマリオが短期間で大量に乱発されていた時期で、2Dマリオ=マンネリのイメージが付きまとってしまっていた時期でもあったんですよ。

 

2からUの時の半年間隔での発売は、やりすぎだったよねぇ…。


そういう背景もあり、以降任天堂はスーパーマリオメーカーを発売はしたものの、2Dマリオに関しては長らく発売がされていなかった状態でした。


そんな中で発売された本作は、そんなマンネリ、安定だけど変わり映えのないというイメージを大きく打ち破る、新しさに満ち溢れた作品に仕上がっていました!以下では、そんな本作の魅力を解説していこうと思います。

遊び始めた瞬間に感じられる「これまでにない仕掛け」

本作、ぼくは遊んで10分で、このゲームは凄いぞ!?とすぐに感じたんですが、そう感じられる要素が序盤から既に詰まっています。

まず、最初に目につくのが本作の独特な世界観!舞台はキノコ王国ではなく、フラワー王国。新キャラクターのポプリンたちに、ステージ内には日本語を喋る不思議な花。


ゾウに変身するマリオにとんでもない仕掛けを引き起こすワンダーフラワーと、一見すると奇をてらったようにさえ感じる、風変わりな世界観なんですが、これが絶妙にマリオの世界観と混ざって新鮮なんです!

加えて強調したいのが、音を活かしたギミックです。


ステージの一部に音が出る仕掛けがあるのに加えて、BGMに併せて仕掛けが変化したり、中には敵キャラクターがBGMになったり。

ある意味、ステージギミックがBGMの一つになっているような独特な作りが、気持ちよさを惹きだしていて、触り心地がとても良かったです。


それでいて、マップの編成もNewシリーズの変わり映えない構成から変わり、ステージ間のマップも3Dワールドのような自由に移動できる仕様に変更、と序盤からとにかく新しい体験をさせよう!という試みにあふれていたんですよね。

ここら辺、ある種マリオオデッセイにも通じる所を感じて、もう遊び始めた時点での名作感が凄かった。

こういう作品は最初の触り心地で既に違いを感じる!

 

何が起こるのか、予想できない展開にワクワクするステージ構成

そんな本作の最大の魅力は、やはりワンダーフラワー!

 


ステージ内に存在するこのフラワーに触ることで、ステージ内の仕掛けが大幅に変化し、特殊な演出がカットインしてくる、正にワンダーな仕掛けなんですが、これがもうとんでもないクオリティでした。


とにかく何が起きるか分からないのが楽しすぎる!ギミックの種類が非常に豊富で、スピーディーな強制スクロール型から、音楽に合わせて演出がカットインしてくるものまで、多岐にわたるものが用意されており、ステージの雰囲気がガラッと変わるんですよ。

毎回次のステージに行くたびにどんなギミックが見れるのかワクワクする感覚は、路線で言うと最近のペーパーマリオに近い所があるのかも。


あれくらい、遊び心とアイデアに満ち溢れた仕掛けにもう、ステージを遊ぶのが楽しくて楽しくて。1ステージの濃密度は、この仕掛けのおかげで間違いなく倍増しているように感じられたので、素晴らしいシステムでした。

メリハリのあるゲーム進行

ゲーム進行の面でも良いなと思った部分がありました。それはメリハリがある所です。

本作、通常のステージの他に、ワールドごとにそれぞれサブステージが色々と用意されているんですよ。


例えば「バッジチャレンジ」では、本作のアクション強化要素であるバッジシステムを体験しつつ、それを入手できるという通常ステージとは少し違ったアクションを楽しめるステージが用意されていますし、



ちょっと一息」では、気軽に遊べるミニゲームのようなステージが用意されています。

こんな感じで、通常のステージを淡々と進めていく形ではなく、メリハリ付けたゲーム進行が楽しめるので、中毒性が高く感じました。

加えて、そこまで奥深いものではないですが、ストーリーシーンのカットが一定数あるのも地味に好きだったところ。マリオシリーズなので、そこまで本格的なものが欲しいわけではないですが、毎回キノコ王国の物語だけだと、代わり映えがなくて飽きてしまうんですよ。


本作は新しい舞台で、キャラクターにもセリフが用意されていたりして、しっかり別の世界を冒険しているんだなと感じられて、ワクワク出来ました。

リアルタイム体験を共有できるオンライン機能

本作、オンラインモードにすることで、リアルタイムで遊んでいる世界中の人々のプレイキャラクターと同時にステージを遊ぶことが出来るようになっていましたが、これ、個人的には凄い良いシステムに感じました!


というのも、さじ加減が素晴らしいんですよ。他プレイヤーに干渉できるのは、あくまで死んでしまったときの救済と、アイコンでの簡単なコミュニケーションのみ。直接触れたりとか、チャットしたりとかはできないんですよね。


でも、あくまでゆるい繋がりの中で、リアルタイムでステージを一緒に攻略したり、隠しギミックを知らせたり、激ムズステージを助け合いながら進めたりと、その時遊んでいたからこそ味わえる唯一無二の体験が味わえるようになっていました。


それこそ、ミニゲームのみんなの広場は、このコミュニケーションで答えを見つけていくような設計になっていて、お互い教えあったりするのが楽しかった。

ここら辺のさじ加減、個人的には任天堂がWiiU時代、特にゼノブレイドクロスやスプラトゥーンが出たあたりかな、あの頃の色々オンラインゲームのさじ加減を試していた感じを思い出して、凄い懐かしく感じられました。

ガッツリしたオンライン要素もいいけど、2Dマリオでやるオンラインとしては、このさじ加減は間違いなく正解だったと思っていて。本作の魅力を更に引き上げていた要素だったと感じています。

ラストステージの攻略を助けてくれた人、本当にありがとう!

 

新鮮味溢れるサウンド面

最後に音楽面。これも素晴らしかったです。何といっても新鮮味溢れるサウンド!Newシリーズの不満として、Wii以降はBGMがほぼ使いまわしという所が合って、本作には新しいサウンドを期待していたのですが、正に期待通りの出来!

全体としては、ワンダーな世界観に併せたファンシーな雰囲気の曲が多めだったのかなと。1面のBGMにボーカルが入っていたり、そういう工夫も好き。

いつも通り、洞窟BGMやアスレチックなどお馴染みの曲もありながら、これまでになかったアレンジにしているのも聞きごたえがあってgood!特に洞窟BGMのアレンジがお気に入りでした。

後は、やっぱりワンダーフラワー時の曲ですね!インパクトのある表現と一緒に、ノリノリのBGMがカットインしてくるのでやっぱり印象に残りました。そういう意味では、音楽面も併せて、本作のワンダー表現を完成させているといってもいいのかも!

気になった点

物足りないボス戦

本作、おそらく多くのプレイヤーが気になる点になるかと思うのですが、ボス戦だけ異様に物足りない内容になっています。


中ボスはイベント戦かのようなあっさりした内容かつ、大ボス戦も種類一つしかないので、ステージの力の入り様を見た後だと、あれ?ってなってしまいました。

ライト層に配慮しすぎた故の難易度なのでしょうか?それにしたって、Newシリーズと比べても明らかにあっさりしているので、ちょっともったいない。本作のシステムを上手く生かせば、もっと印象的なボス戦が展開できた気もしますが…。

マルチプレイに向いて無さそうな、終盤の超難易度ステージ

後、ちょっとだけ気になったのは、クリア後のやり込み要素のステージ。

本作の裏ステージ、かなり難易度が高く、特にラストステージに至っては、マリオシリーズ最凶難易度なのでは!?ってくらい、ガチの難しさなんですが、マルチプレイって意味ではあんまり向いてないステージが多いのが少し気になりました。


例えば強制スクロール式のステージだと、メインプレイヤーのカメラに引っ張られて画面が動いてしまうので、複数人でやると反って難しくなってしまうんですよ。

そうなると、中々終盤をマルチプレイで楽しむのってちょっと難しそうに感じました。残機が減っていくペースも倍だし。

なので、マルチプレイだけで遊ぶ!って目的で買う場合はちょっと気を付けた方がいいかもしれません。

まとめ

以上、まとめでした。いやー、めっちゃ面白かった!

とにかく、ギミック面の作り込みとこれまでにない仕掛けの組み合わせが楽しくて。そこに絶妙に噛み合っているオンライン要素と、メリハリのあるステージ構成のおかげで、面白すぎてあっという間にクリアしてしまいました。

Newシリーズは結構遊んで来たけど、本作ほど一気に遊びたい作品は他になかったので、個人的には今まで遊んで来た2Dマリオで一番ハマりましたね。クリア後のやり込みまで完全にやったのも初めてかも。

アクションゲーム初心者への配慮も多く、一方でゲーマーでも楽しめる高難易度ステージが終盤に用意されているので、幅広い層が楽しめる作品に仕上がっています。Switchを持っている方だったらぜひ遊んでみて欲しい一作!