炎に煌めくゲームレビュー

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【感想1st】ファイアーエムブレム エンゲージ【前作との違い】10時間遊んで来たので、風花雪月との違いについて語る

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どうも、ば~んです。

 


先日、2023年1月20日にファイアーエムブレムシリーズの最新作、「ファイアーエムブレム エンゲージ」が発売されましたね。

さっそく、10時間ほど遊んで来たので、ここ10年ほどファイアーエムブレムシリーズを遊んでいるものの視点から、主に前作との違いや今作の特色を語ってみようかと思います。

 

風花雪月とはここが違うよ!4つのポイント

早速ですが、このシリーズの前作である「ファイアーエムブレム 風花雪月」と異なる点に絞って、遊びざわりの点を語っていこうかと思います。

3すくみがめっちゃ重要!

まずですね、バトルにおいての3すくみ要素の比重がかなり高いです!


ファイアーエムブレム(以下FE)シリーズって、元々剣、槍、斧の3すくみが重要なシステムだったんですが、前作の風花雪月は実質そのシステムが廃止されていたんですよね。

本作はその要素が再び復活しているんですが、以前にも増してめちゃめちゃ重要な要素になっています。



というのもですね、3すくみで攻撃した側が有利な場合、攻撃でダメージが入ると「ブレイク」状態というのが発生するようになったんですよ。ブレイクになると、次の戦闘が終わるまで反撃が出来なくなるため、攻撃側が一方的に殴ることが出来てしまいます。

なので、これまで以上に弱点を受けないような配置が重要ですし、この3すくみを無視できる重装、アーマーナイトが結構強いのかなという印象です。

(そのうち、ワープ魔法がバンバン飛んできそうなので、序盤のうちだけかもしれませんが。)

武器消費がなくなった

違いその2。武器の耐久値の概念が無くなりました。


風花雪月って武器ごとに耐久値が存在していて、それが無くなると武器が壊れる仕様だったんですが、本作ではそれは廃止されていますので、武器の回数は気にしなくてよくなりました。

まあ実はIfの時も武器耐久値はなかったので、シリーズ初という訳ではないのですが。

ここに関しては、まあ個人によって好き嫌いあるかもしれませんが、どちらかというと遊びやすくライト層に向けた配慮なのかなという印象です。

なお、回復系スキルを使用するアイテムは武器ではなくアイテム枠のようで、こちらには使用制限がありました

シナリオやキャラクターの色は覚醒IFに近い

違いその3。シナリオやキャラクターについて。


まだ序盤なんですけどね、全体的なシナリオの雰囲気はIFや覚醒に近い感じです。良くも悪くもフワフワしてるし、あまり深さは感じません。

戦記物と期待すると間違いなく肩透かしでしょうし、風花雪月のシナリオがめっちゃ楽しかった!とか、強い思い入れがあって、その流れで購入するのはちょっと考えた方がいいかもしれません。



ただですね、個人的には、キャラクターメインに気楽に遊ぶ分にはまあこんな感じでもいいかなあっていう感じもあり。ぼくは覚醒からシリーズを遊んでいるだけに、ちょっと懐かしさを感じるのも割と印象良かったりしてます。

なので、求めているものと内容が合っているか、イメージを合わせておくのが良いかな。

学園式の廃止に伴い、If以前のシステムに近いゲーム進行

違いその4。ゲーム進行全般ですが、風花雪月以前のFEシリーズに近いです。


学園パートはなくなり、拠点としてソラネルという施設は存在するものの、ストーリーの合間に立ち寄れる場のようになっています。


感覚的にはIfの拠点に、風花雪月の士官学校内のイベントを盛り込み、覚醒のワールドマップ方式で進んでいく、そんなイメージでしょうか。

自由に気軽に遊べる内容になってはいますが、風花雪月のように限られた期間の中でユニット育成をどう進めるか、という楽しみは無くなっているので、ここも注意した方がいいかな。

IF覚醒の流れを汲むインテリジェントシステムズ純正のファイアーエムブレム

というわけで、前作と違う所をざっくり上げたので、次に個人的な作品の印象なんですが、前述した通り「ファイアーエムブレム覚醒」感があるなと。


ストーリーの感じもそうだし、キャラクターの癖がインテリジェントシステムズ色強いのもそうだし、その他にも主人公が記憶を失っている点とか、何となく背景がルフレと似ていそうなとことか、色々共通点が多いんですよね。

おまけに、フィールドでマップ移動していくのもエコーズを除くと覚醒以来ですし、全体的にライト層を呼び込みたいんだろうなと感じるゲームバランスの仕様や、プレイ感覚が携帯機ゲームに近い部分なども同様。

まあ、それもそのはずで、開発のインタビューを見る限り、本作はインテリジェントシステムズ主導で製作された作品のようなので、風花雪月とは立ち位置が色々違いそうです。

風花雪月もね、素晴らしい作品だったんですけど、個人的にはあくまで風花雪月は風花雪月で、覚醒IFの流れを汲む作品ではなかったと思っているんですよね。

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なので、そういう意味では久しぶりにISの作ったファイアーエムブレムを遊んでいる感が合って、ちょっと懐かしい気持ちもあり、割と気に入っています。

また、シリーズファンにはいろいろ言われる作品になるんだろうなあ感

 

エンゲージ技が派手で楽しいよ!

細かいゲームシステム面の話はクリアしてから総括するので、詳細には書きませんが、一点遊んでいて良いと思うのは、やっぱりエンゲージシステム。


このシステム、これまでのファイアーエムブレムシリーズと一風違ったものをゲームに持ち込んでいる印象なんですよ。


例えば、セリカのワープライナ、地形と距離を無視して高火力魔法ダメージを与えられる非常に有用なスキルなんですが、切りどころを間違えると袋叩きですし、一度使うとしばらく使用はできないので、そのスキル一つで色々試行の幅が広がるんですよね。

ステージではなく、スキルの面において、戦略の幅を広げる試みは今まであまりなかったと思うので、新鮮に感じられてよいです。


後、めっちゃ爽快で楽しいですよ!アニメーションとモーションの出来はシリーズ最高峰レベルですし、演出もド派手で見ごたえがあります。

単に見栄えの良さという点であれば、シリーズでも一番上に来ると思うので、綺麗なアニメーションが見たい、という方でも楽しめるんではないでしょうかね。

まとめ

以上、序盤で感じた前作との違いと感想でした。

まあ、大方の予想通り、インテリジェントシステムズの作ったファイアーエムブレム新作という感じでしょうかね。

ぼくはそこらへん含めて、エンゲージシステムを始めとした戦闘面も楽しめているので、満足度は高いですが、まあ前作の風花雪月とは全然違う作風なので、また色々言われる立ち位置になってしまいそうな予感があるな~。

何となくですが、風花雪月ほどのボリュームは無さそうな予感がしているので、来月の頭くらいを目標に引き続き遊んでいこうかと思います。