どうも、ば~んです。
当ブログでは、いつもはゲームの感想記事をメインに上げているんですが、今回はちょっと趣を変えた記事を一つ。
先日、「パラノマサイト FILE 23 本所七不思議」の舞台である本所を友人と歩き回ってきました。ちょうどコラボショップが9月の頭から開かれていたのでそれに併せてという感じ。
この作品の聖地巡礼記事はネットでも結構いっぱいあるので、丁寧に紹介という感じではなく、ゆるーく日記的に書いていこうかと思います!
地域を丁寧に描いたゲームだからこそ、実際の土地を歩いてみたくなる
普段、ぼくは作品の舞台となった場所をそこまで歩きたいとはさして思わないタイプの人間なんですが、本作に関しては遊んだ時点から行ってみたいなあと思う気持ちがありました。
理由としては、感想記事でも書いたんですけど、本作がとにかく地域を丁寧に描いたゲームだったから。本所という土地をかなり綿密に調べたうえで、設定やストーリーを作り上げていっているため、その舞台に興味を引くような内容になっていたんですよね。
資料で見れる本所各地のロケーションに因んだ歴史はきちんと実話ベースで描かれているため、そこがより作品の不気味さを強調している感じがしてとても好きでした。
単に七不思議の舞台となった場所を見てみたいという気持ちもあったし、本所近辺(総武線の両国~錦糸町間)にあまり行ったことがないというのもあって、実際の雰囲気が気になったので、遊び終わった時点でそのうち行ってみよう!と心に決めていました。
色々と周ってみました!
というわけで、実際に各地のロケーションを取ってきたので、ざっくり紹介。
ルートとしては両国⇒錦糸町間をざっくり歩き回った感じです。色々聖地巡礼してるブログ記事見かけますが、方角的にはこれが一番良いのかも?最もスポット自体がかなり多く、周る所は人によって変わってくるかと思いますが。
両国橋
最初は両国橋から!
ゲームの序盤から登場するスポットの上に、サブキャラの中で大人気と噂の並垣が出てくる場所なので、覚えている人も多いのではないでしょうか。両国駅からやや西南に移動するとすぐ見えて来ます。
印象的な謎の球体は実際に健在。やや、こじんまりとしたゲームの雰囲気がそのまま感じられて良き。
橋の近くには隅田川の氾濫に纏わる歴史が記されており、墨田区の海抜の低さから発生する水害の大変さを学ぶことが出来ました。
本所、パラノマサイト内でも記されている通り、元々湿地帯だった低地に橋を架けて作られた場所のようなので、それもそのはずというか。
実際、本所を歩いていると各所に海抜メートルが表記された看板が多く、ゲーム内で隅田川が印象的なのも、そうした立地としての要因があるのだなと、学びを得ました。
旧安田庭園
続いては、度々舞台になるので印象に残りがちな旧安田庭園に移動。
ゲームではここのマダムにどっきりさせられた人も多いハズ。あの部分のギミックはゲームに一気に惹きこまれる内容になっていて感心しましたねえ。
行ったのが日曜の午前中だったのもあってか、庭園自体はかなり落ち着いたのどかな雰囲気で大変良い場所でした。ただ、想像の半分くらいのサイズだったので、こんな狭い所でかくれんぼしてたのかーとか思うとちょっと笑ってしまったり。
ちなみに奥に見えるのは東京スカイツリー。錦糸町、橋を渡ると浅草だし、スカイツリーもすぐ目の前なんですよね。墨田区は何かと作品の舞台になりがちだし、色々な聖地巡礼ができてオトクな地域かもしれません。
緑町公園
続いてはちょっと南下して、緑町公園に移動。
ここはあやめの家の近くで出てくるロケーションで印象的ですかね。あとは刑事にドッキリさせられる演出とか。
ここは特に際立った印象はなし。周りも道路に囲まれているので、よくある普通の街の公園って感じでした。ただ、夏だからなのか、水遊びができるような池があったのはちょっと特徴的なのかも。
駒形橋
このあとはちょっとルートに悩んで、駒形高校の元ネタであろう中学校を通過しつつ、だいぶ北上して駒形橋に向かいました。当日、クソ暑かったので、ルート選択ミスったなあと若干後悔。
ここは、先の両国橋に比べるとだいぶ大きな橋。ゲーム内ではリヒタ探偵とマダムの会話、終盤の根島との対峙など、結構頻繁に登場していた印象です。隅田川に纏わる話が多いロケーションだったかな。
実物もかなり大きかったです。先にも書きましたが、ここは渡るとすぐ向こう側が浅草なのもあるのか、隅田川沿いには遊覧船が結構多く行き渡りしてました。
隅田川ってロケーションとして人気あるんだなあ。
法恩寺橋
続いて、再びがっつり南下して、法恩寺橋付近に到着。
ゲームでは最初にリヒタと遭遇したりとか、めっちゃ進行分かりにくくて詰まりがちなヒスイ工場を探したりとかでよく見かけるスポット。
割と橋の景観がそのままだったので、かなりわかりやすい場所かも。(まあ、近くにも似たような橋あるんですけど…。)でも、工場とかは特にないみたいです。
ここまで来ると、もう錦糸町駅は目と鼻の先って感じですね。
錦糸堀公園
最後に物語冒頭で登場する錦糸堀公園で締め!錦糸町駅のすぐ南側にある、こじんまりとした公園。
ゲーム序盤だと夜なのもあってちょっと不気味な雰囲気なんですが、昼間は全くそんな感じはなく。
遊具とかは一応あるものの、基本的にはここも想像よりやや小さめ。あんまり人が寄り付かないのか、大量のハトが寝そべっているのどかな公園でした。ある意味、何もない日常から物語が始まるように、敢えて選んだようなスポット。
こんなのどかな場所に似通らない、ゲーム内の置いてけ掘の物騒さよ!
マルイの「超常ストア」でグッズ購入
と、言う感じで各地を巡ったあとは最後に、錦糸町マルイのコラボショップに到着!ここの5Fのコーナーは結構色々なアニメコラボショップをやっているみたい?
並垣のおもしろポーズが入り口に立っているのは、キャラクター人気をよく理解しているなあと感じる所です。人もまあまあ入っており、こういうお店の性質故なのか女性客が多めだった印象。
個人的に嬉しかったのは、こちらのパンフレットが無料配布でおいてあったことですね。これ、以前も配布されてたそうなんですが、もう配ってないと聞いていたので、実物を見ることができてよかった。これ、中身が結構凝っていて七不思議をマップ別に細かく紹介してくれているので、見ごたえ抜群なんですよ。
グッズは買うかちょっと悩んだんですが、珍しくこういうお店来たしなあと思いつつ、記念にミヲちゃんを買ってしまいました笑
ぼくはこういうのもったいなくて着れないタイプなので、おそらく着る機会はないと思いますが、大事に保管しておこうかと。
なお、コラボショップは10月1日まで開かれているそうなので、気になる方はお早めに!
おまけ:錦糸町の牡蠣ラーメンがとてもおいしかった件
ここからはパラノマサイト関係ないおまけです。
ざっと歩き回って、ちょうどお昼ごろになったので、帰る前にどこかでご飯を食べようと店を探していたら、ネットで評判のいい牡蠣ラーメンのお店を友人が見つけたので行ってみました。
牡蠣ラーメン、今まで食べたことなかったし、ぼく自身そんなに牡蠣の苦みは好きじゃないので、どうなのかちょっと不安だったんですが、めっちゃ美味しかった!
ぼくは間違えてつけ麺を注文してしまったんですが、スープの量が反ってちょうどよかったかも?とにかくスープがまろやかで、牡蠣出汁はしっかり入っているんですが、臭みがなく、凄く食べやすい。
具材に入っている牡蠣も非常においしく、スープとの相性抜群でした。こってり感が薄いので、お腹に来る感じもないし、スマートに完食できたのもgood!
普段来ないような場所の街歩きは、こういう知らない美味しいお店を見つけられるのも楽しいね!
まとめ
以上、本所巡りまとめでした!
こう、普段あんまりこういう聖地巡礼とかをしないので、体験として新鮮で中々楽しかったです。実際に地域がどういう場所が分かることで、ゲーム内の要素がより理解出来たり、認識が深まったこともあったので楽しい学びでした。
本所自体も、普通の東京の下町という感じで人もそこまで多くなく、近くに観光スポットも多い場所なので、気になる方は是非遊びに行ってみてください。
パラノマサイト、とても人気な印象有りますので、是非またこういう感じで地域を丁寧に描いたシリーズとして、作品を展開していってほしいですね!またその場にも赴いてみたいし。